竹内義晴さんの『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』を読みました!
先日のオルタナブロガーミーティングで、じゃんけんに勝っていただいた、竹内義晴さん執筆の、『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』を読んでみました。残念ながらご本人はお見えにならなかったのでサインはいただけていません(遠いと思いますが、たまには顔を出してくださ〜い!>竹内さん)。
ミーティングで配布する際に、「職場がツライ人もしくは辛くしちゃってるかも知れない人(ちがったかも)」という条件で、私はツライと言えば立場上ツライのですが、好きでやっているのでそういう意味では辛くなく、むしろメンバーに対して辛くさせてしまっていたら気をつけなければという気持ちで立候補し、じゃんけんに勝ったという次第です。
竹内さんの人柄がにじみ出るような、優しい文調で、読んでいて癒される人も多いと思います。私の場合は癒されなくてもいいので、少々話の展開がじれったいという気もしましたが、ツライと感じている人にとってはこれで良いのだと思います。
竹内さん自身が体験したことを中心に書いているので、とても理解しやすく、すんなり読み進められると思います。例によって内容の要約は書きませんが、ツライ人はもちろん、実は良好なコミュニケーションを目指したいと思っている人には辛さに関係なくお薦めだと思います。
最後に、竹内さん自身、人生最大の辛さを乗り越えたときのエピソードが紹介されています。二人目のお子さんを流産されたお話しで、実は我が家も同じく二人目の子供はほとんど成長しないうちに流産となりました。まだお腹が大きくなる前でしたので、ショックと言うよりは、妻が辛そうで・・・。でも私も竹内さんと同じく、「もう少し一人目の子をかわいがれ」という神様からのメッセージだと、前向きに考えるようにしました。その後二人目の子供が生まれましたが、子供たちにも、水子地蔵を見かけたときとかに手を合わせながら、「本当は二人の間にもう一人いたのだよ。その子の分も幸せにならないとね。」と話しています。
辛いとき、「これは試練だ。これを乗り越えれば良いことが待っているのだ」と思えるかどうかがポイント、と私はこの本を読んで改めて感じたのでした。