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プログラミングでメシが食えるか!?

アプライアンス用ハードウェア

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昨日、アプライアンス用ハードウェアメーカーのAxiomtekの営業さんが台湾から来社され、新機種を持って来てくれました。営業さんは女性なのですが、鞄に怪しげなハードウェアがいくつか入っていて、スパイと間違われなかった?と尋ねたところ、私は真面目に仕事をしているので大丈夫です、と上手な日本語で返ってきました。

実はまだ当社の市販製品としてはAxiomtek製ハードウェアを使ったものをリリースできていないのですが、すでに開発案件では重要な場所に使っていたり、社内でも大活躍しています。

今回持って来てくれたのは、NA-813という機種で、CPUにAtomを使用した、お買い得バージョンです。

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さっそく営業さんに頼み込んで、分解させていただきました。。Atomは発熱も少ないので内部もすっきりした感じです。スペックなどはAxiomtekさんのサイトをどうぞ。

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後ろにあるのが、すでに6台使っているNA-811Aです。こちらはCeleronMです。実はCPUが違う以外に、電源OFF時にNICがバイパスになるかどうかという違いもあります。ブリッジタイプの製品の場合、故障した時とかにバイパスになるのはとても安心な機能なのですが、NICをそれぞれ別の目的で使っている時にバイパスになると、ネットワークにループを作ってしまったりしてビックリすることがあるので、用途に応じて、という感じです。

当社のメンバーがAxiomtekさんのハードウェアで気に入っているのは、コンパクトでギガビットNICが4つついていて、しかも安い、という点です。当社にはネットワークプログラミングオタクが私を含め揃ってますので、NICがたくさんあるだけでワクワクしてしまうのです。お気に入りのハードウェアは知り合いにも紹介してしまうので、実は結構いろいろな方々に売れているようで、営業さんも喜んでくれているようです。

当社ではアプライアンス用ハードウェアとして、他にアットマークテクノさんのArmadilloシリーズや、台湾Portwellさんの製品を使っていますが、それぞれ特徴があり、技術者として楽しい部分です。アプライアンスを開発・販売しよう、と決めた当時はハードウェアを探すことにも苦労したものですが、知り合いから情報をいただいたりしながら何とか立ち上がってみると、今度はハードウェアメーカーさんから、使ってみませんか?と売り込みに来ていただけるようになり、とてもうれしい限りです。ユーザーさんにとってはどこのハードウェアかというよりも、信頼性や機能が目的ですから、アプライアンスとして仕上げて販売する我々がしっかりしなければならないのはもちろんなのですが、そのためにもハードウェアメーカーさんと良好な関係を築くことがとても大切だと感じています。自分たちも愛着を持てるような製品を今後もどんどん送り出したいと思っています!

さて、昨晩は久しぶりに雪が積もりました。川越では夜のうちに結構積もりましたが、朝には氷になっていて、歩きにくい状態でした。
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子供たちは夜のうちから大喜びでしたが、このガリガリの状態では遊べませんね。。でも、雪の朝って静かで明るくて、なんとなく好きです!

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