スピーチで「えー」とか「あー」とか言い過ぎないように気をつける
会議やプレゼンでスピーチをする際などに気をつけたいことの一つに、「えー」とか「あー」とか言い過ぎないように、ということがあります。
今日の社内ミーティングで、各部・チームのリーダーが報告している際に、会長から私に「きちんと話ができるように指導して欲しい」とお叱りをうけました。実は以前も社内ミーティングや朝礼で「えー」とか「あー」とかが多すぎて耳障りだ、という注意がありました。
話をしている本人は、話の内容を考えながら喋っているのに一生懸命になり、自分ではなかなか気がつかないものです。しかし、注意されてみると、「えー」「あー」をやめようと思うだけで、話すことが困難になるほど、実はたくさん使っていることに気がつきます。
聞く側としても、「えー」とかばかりだと、確かにイライラするものですね。
実はテレビなどでニュースを聞いていても、たとえば政治家のスピーチなどでも、相当「えー」とかは多いものです。もちろん聞き苦しい感じですし、大抵言い訳をしている時とか考えがまとまっていない時なので、そんな印象を強く持たれてしまうものです。
パターンとしては、
・全て「えー」の人
・前の話の末尾の母音を伸ばす人
例:「今日の、おー、会議では、あー、こういう仮定を立て、えー、いまいち、いー、うまく、うー・・・」
こんな感じがあるようです。
以前ブログで書いた時にコメントでアドバイスいただいた対処方法としては、
・無言を恐れない
・事前に話すことをしっかり整理して頭に入れておく
・ゆっくり話す
という感じのことでした。
自分自身でなかなか気がつきにくいと言うことから、自分で話しているのを録音して聞いてみると良いと言うことも感じました。私の場合、講演した様子をメンバーが録画しておいてくれていて、それを聞いて、話し方の下手さを痛感したと言うこともあります。側にいる人からアドバイスをしてもらうことも大切ですが、まずは自分でしっかり自分の話し方を知っておくことが大切ではないかな、と思います。
あまり気にしすぎると、本当に何も話ができなくなってしまいますので、客先などでは気にしない方が良いと思いますが、自分で気をつけないといつまで立っても直らないものですので、せめて社内でミーティングを行う時などは、お互いに気をつけあったりすると良いですね。