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プログラミングでメシが食えるか!?

実家から古いデジカメを回収

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そろそろ仕事モードで書こうかと思ったのですが、一応仕事始めは明日なので、今日まで遊びネタで書いておきます。

正月に実家に行った際に、古いデジカメを回収してきました。母がデジカメを使い始めた頃、私が持っていたものを貸していたものです。その後母はコンパクトデジカメも一眼デジカメも自分で買ったのですでに使っていなかったものです。私も使う予定はないのですが、捨てるのは持った得ないので持ち帰りました(そんなことしているからモノが増えるのですが・・・)。

Dc1
まずはキャノンEOS D30です。最初に普及価格帯で登場した一眼デジカメでしたが、それでも30万円くらいだったと思います。量販店で新品を買いました。当時はカメラを集めまくっていて、いまでも昔のホームページに記録が残っていますが、数十台のカメラを持っていました。それが、このD30を買った後、もう銀塩カメラは使わなくなると感じて、ほとんど全て手放したのでした。それほど衝撃的なカメラでした。
画像がいまいちなのは、この次に下の方で紹介するデジカメで撮影しているからです。。

Dc2
今愛用しているEOS Kiss Digital Xと並べると巨大です。これでも当時の一眼デジカメとしては驚くべきコンパクトさでした。

Dc3
ボディがでかい割に、液晶は小さいのも当時の特徴です。

Dc4
次に紹介するカメラですが、一応、EOS D30で撮影した元画像をそのまま貼り付けてみました(TypePadにリサイズされてしまいますが)。
で、紹介するカメラは、Kodak DC260です。私がはじめて自腹で購入したデジカメで、定価は十万円以上でしたが、買値はディスカウントストアの処分品で1万円ちょっとだったと思います。OSを使っているカメラとして有名(?)でしたが、単に遅いだけでした。が、このカメラの特徴は他にもあり、外部ストロボが使えたり、多重露光ができたりします。まあ、大したことありませんが。。となりのKodak V705と比べるとあまりに大きさが違うのに呆れてしまいますが、ほとんど全ての面においてV705の方が上です(あたりまえ?)。

Dc6
液晶も小さいですね。最短撮影距離も確か1mくらいで、まあ、本当に今となっては使えないデジカメです。単三電池4本で動きます。ちゃんと光学ファインダーもあるのは当時っぽい感じです。

Dc5
一応、DC260で撮影した元画像です(こちらもTypePadにリサイズされてしまいますね)。解像度も大したことありません。

DC260が1998年登場、Canon EOS D30が2000年登場。今2010年ですから、たった10年(早くも10年とも言えますが)で、これだけ進歩してしまうのはデジタル技術ならではです。もっとも、上記2機種とも比較対象もすでに古いモデルですね。銀塩カメラの時代は、戦前のライカやツァイスのカメラが人気でした(今でも?)が、これらのデジカメ初期の機種は・・・おそらくそういう価値や人気は出ないでしょう。これまたデジタルならではでしょうね。

モノの価値が、時間と共に失われていくタイプが増えてきているのが現代の特徴かな、とも感じます。なんでも役目を果たせば十分、という世の中になってきているわけです。安くて良いモノが誰でも手に入る時代とも言えますが、モノに対するあこがれを持ちにくくなった時代とも言えるわけで、単純に良いことだけではない感じもします。特に子供たち〜学生(あるいは若者?)が「いつかは手に入れたい」という対象が減っている気がするのは、個人的には良くない影響もあるのではないかなぁ、と感じている部分です。が、そう感じるというのは単に「おやじ世代」の頭、というだけなのかもしれませんね。

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