自社ホームページへの導線としてのブログの効果
先日、広告系の会社の担当の方が年末の挨拶に来社され、広告の効果はどうかというような話題になったので、あらためて自社ホームページの様子を調べてみました。
まず、サイト内で良く見られているコンテンツとしては、
・トップページ
・IntraGuardian2
・IT製品トップページ
・会社紹介
・IT製品販売店一覧
・Ethdelay
・問い合わせフォーム
・サービス
・代表挨拶
という感じです。
トップページの参照元は、
・google
・直接
・ITメディアブログ
・yahoo
・自社ゴルフ練習場サイト
という感じで、検索エンジンからが多い中で、ブログからの割合もかなり高くなっています。
IntraGuardian2の参照元は、
・直接
・google
・広告掲載サイト
・yahoo
・ITメディアブログ
という感じで、広告掲載サイトもがんばっています。
Ethdelayの参照元は、
・google
・直接
・ITメディアブログ
・yahoo
・ある企業のネットワーク?
という感じで、ブログ経由ががんばっています。
ということで、検索エンジン経由は当然多いのですが、やっぱり良く見られているサイトから飛んでくるのが多いというのがはっきりわかります。IntraGuardian2に関してはメンバーに任せているので私はそれほどブログに書いていないのに対し、Ethdelayは技術ネタとして面白い部分も多いので私のブログでかなり書いていて、そこから製品ページも見にいってくれているという感じです。ちなみにProDHCPも全体量は他に比べて少ないのですが、私のブログ経由がかなりの割合を占めています。
こんな背景から、私自身は、自社ホームページへのアクセスを増やす方法として、
・検索エンジン対策はやっぱり重要
・ネット広告も効果はあるが、元々良く見られているサイトかどうかがポイント
・ブログは費用対効果では最高:ただし人気サイトで書くことが望ましい?
というイメージを持っています。
ブログの効果はすでに何度か書いていますが、自社ホームページへの導線としての役割は非常に効果があると考えています。人気サイトで書いていると、検索エンジンでの順位も上位に出ますし、ブログを読んでから自社ホームページに来てくれるということはかなり興味がある状態で来てくれることになります。製品スペックや会社の様子は自社ホームページで、背景はブログで、と相乗効果が期待できます。
ブログは多くの場合、無料で開設できます。問題は開設した後に、
・どれだけ頻繁に記事をUPし続けられるか
・内容がそれなりに面白いか
・宣伝に偏りすぎると嫌われる
・他の批判を書くと炎上する
・自分を出すことがポイント
・もちろん、他社の情報やNDAに引っかかる情報は書かない
という配慮が必要というあたりでしょう。元々有名な人ならたまに書くだけでも多くのアクセスがありますが、私を含め一般人は自分でがんばって書き続けないとアクセスは増えません。オルタナブロガーのランキングを見るとわかるのですが、有名な人以外では、明らかに更新頻度が高い人が上位に並んでいます。見に来る人の立場になれば、開いてみても毎回同じ記事のまま、では、離れていってしまうので当然でしょう。
当社では私以外の社員ブログも存在していて、個人で書いているものやチームで書いているものがあります。しかし、まだまだ自社サイトの参照元を見ても割合は低い状態です。メンバーとそんな話題で話をすると、「どこまで書いていいのか悩んでしまうと書けなくなる」とかいう意見が多いのですが、前述したように「自分の話を書くこと」を心がければ良いということです。他人のことや他社のことを書かずに、自分の様子を書いていけばいいのです。自社の製品やサービスも、スペックはいくらでも自社サイトにあるわけですから、その中で自分はどう行動しているとか、どういうモチベーションで取り組んでいるとか、そういう話題を書けばよいわけです。読者もそういう話題の方が読んでいて心に残るものではないでしょうか。
そんな感じで、ブログ嫌いだった私が、毎日ブログを書く背景の一つが、巡り巡って結局自社の事業にも良い影響を与えてくれるからなのです。もちろんそれ以上に、継続する訓練になることや、自分を表現することで、多くの方と知り合えるきっかけになるなど、大きなメリットがあるから書いているわけですが。
来年も仕事への効果はもちろん、楽しい出会い・交流のきっかけになるよう、ブログもがんばって書いていこうと思っています!