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プログラミングでメシが食えるか!?

アコギの録音とエフェクターなどのオタク話

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ほとんど誰も見ていないと思いつつ、音楽オタク話です。。

唐突ですが、リバーブを買いました。t.c. electronicのNOVA REVERBというものです。なんで買ったかは後で説明するとして、とりあえず使ってみました。

M1
左上の機材がNOVA REVERBです。珍しく、アコギをマイク録音してみました!

M11
マイクはいつものSHURE SM57ですが、ウインドスクリーンは外しています。


ありゃ・・・ムービーにしたら音が悪くなったな。。まずはカワセ楽器のオリジナルギター、Masterです。このギターは高校入学祝いとして父に買ってもらったギターで、久々に弦をElixirに張り替えたところ、すばらしい音にしびれてしまいました!マイクはYAMAHAのAUDIOGRAM6というミキサー(というかオーディオインターフェース)経由でNOVA REVERBに行き、そこからいつものTASCAM GT-R1で録音しています。なんでオーディオインターフェースからそのままPCで録音しないかというと・・・MacBookAirだと非力でたまに処理落ちするもので・・・。マイク録音はやっぱりアコギらしい自然な音でいいですね!NOVA REVERBはClassicというホールのポジションを使っていますが、自然で綺麗でいい感じです!


つづいて、同じ機材でいつものSuperAdamasをマイク録音です。うーん・・・やっぱりMasterの方がいい音かなぁ。。弦は同じ弦ですが、こちらは半年くらい張りっぱなしです。それでもこれだけの音がするのがElixirのすごいところ。Masterに比べると全体的にフラットで、録音はしやすいです。Masterは所々急に大きく響くポイントがあり、それが味なのですが、録音は気を使います。

さて、実はもう一つエフェクターを買いまして・・・。FISHMANのAURA SPECTRUM DIという、アコギ専用のエフェクターです。すでにYAMAHAのMagicStompをMagicStomp AGのファームに入れ替えたものを持っているのですが、これは設定変更が実に面倒で、とっくの昔に製造中止になっているAG-STOMPの中古を買おうかと思っていたら、意外と良いものがなく、いっそのことグレードアップだ、と買ってみました。

M2
NOVA REVERBと同じくらいの大きさです。AURAはマイク録音のシミュレーター的な機能で有名で、以前から存在していたのですが、ボディタイプごとに別の機種になっていて、SPECTRUM DIになって全タイプが1台で対応できるようになったのがうれしいところです。他の機能としてはトーンコントロールとコンプレッサーしかないので、単体リバーブが欲しくてNOVA REVERBを買ったのでした。FISHMANにもリバーブがあるのですが、リバーブは幅広く使えるものの方が便利と考え、汎用性の高いNOVAにしました。

ということで、AURAを使って録音も同じようにやってみました。


ドレッドノート用の、SHURE SM57のシミュレーションがありましたので、それを使っています。ブレンドは75%くらいです。曲が終わった後に、ブレンドを0%,50%,100%と比較した音も入れておきました。MagicStompAGのシミュレーションよりはマイク録音に近い感じですが、やっぱり本物のマイク録音とは箱鳴り感がかなり違いますね。でもこちらの方が当たり前ですが、録音は非常に楽です。まあ、本当はピックアップもFISHMANのものを使うとまた違うのかも知れませんね。


せっかくナイロンギターのシミュレーションもあるので、オベーションのクラシックギタータイプの録音もやってみました。これは結構いい感じかも知れません。下手なマイク録音より聴きやすいです。クラシックギターの録音は部屋の響きが良くないとペケペケの音になりやすいので、AURAで簡単に録音するのはいいかもしれません。久々にクラシックギターを弾くと下手さがばれますね・・・。

ということで、AURAと比較したかったので、珍しくマイク録音もやってみたのでした。あらためて生の音の良さを感じたのですが、AURAも結構使えそうです!それにしても、カワセ楽器のMasterはいい音でした。買ってから28年くらいですかねぇ。枯れていい音になったのでしょうね。音程は狂っていない感じですが、フレットはけっこう減ってしまっているので、そのうちメンテナンスに持って行こうかな・・・。

※YouTubeにUPしたら音が悪くなったので、サウンドのみ、WAV形式でリンクしておきます。GT-R1で48Kサンプリングで録音したままのデータですので、少々ファイルサイズが巨大です。
Master:マイク録音
SuperAdamas:マイク録音
SuperAdamas:AURA使用
SuperAdamas:AURA:ブレンド変化
Ovation1863:AURA使用

最後に登場ギターを紹介しておきましょう。

M3
カワセ楽器:Master

M4
Ovation:SuperAdamas

M5
Ovation:1863

楽器の話題は、昔作ったホームページの音楽のページで詳しく書いてます。

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