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プログラミングでメシが食えるか!?

データバックアップの重要性

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昨日、自宅のTimeCapsule(AppleのNAS&無線AP&ルーター)が壊れたことを書きましたが、データバックアップは本当に大切です。

実は先週、ある部署のNASのデータが失われました。原因はメンバーが操作を誤って、初期化してしまったことなのです。NASは冗長構成に設定されていて、HDDが1つ壊れてもデータは守れるのですが、操作を誤って「消せ」と言えば消えてしまします。安全性の高いNASにデータを置いているから、と安心してしまって、他にはデータをバックアップしていなかったので相当大変な状態になってしまっているようです。

消してしまったデータを復活させるサービスや、壊れたHDDからデータを取り出すサービスなどもありますが、大抵はもう1台NASを買っておくことより高価で、さらに完全に復活できる保証はありません。

最低でもバックアップは2つ取っておくことが大切です。さらに、できればその2つは物理的に別の場所であることが望ましいのですが、2つあれば、操作ミスをしてもすぐに気がつけばもう1つには残っている可能性が高いものです。RAIDなどで1つの装置で冗長化するのももちろん効果はありますが、操作ミスは救えません。
「リアルタイムに冗長化するもの」+「バッチでコピーしておくもの」
という2段対策が安心です。

PCに保持しているデータであれば、PC+NASなどでもとりあえず2つになりますが、PCは常に操作をしている場合が多く、容量不足になって消したりするケースも多いので、やはりバックアップが2つある方が良いでしょう。

今日は午後に外出したので、壊れたTimeCapsuleの修理のために電解コンデンサーを買って帰ろうかと思ったのですが、結構遅くなってしまい、買えませんでした。まあ、明日の夜から北海道出張なので、いずれにしても週末にならないと修理できないと思いますが。とりあえずそれまで、他のディスクにバックアップしながら、TimeCapsuleが使えない間にPCも壊れた場合に備えておかねばなりませんね。

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