オルタナティブ・ブログ > プログラマー社長のブログ >

プログラミングでメシが食えるか!?

新しいハードの評価

»

昨日から新しいハードウェアの評価準備をしていました。台湾のメーカーから売り込みがあり、性能の割に非常に安いので1つ購入してみました。Intel系のCPUに、ギガビットのNICが4つあります。

まずはLinuxをインストールするのですが・・・
Ax
いつものDebianをインストールしてみると、NICの動作が不調です。メーカーに問い合わせると付属のドライバーを使ってみてと言われたのですが、それでも同様でした。そこで、動作確認が取れているディストリビューションは何かと確認すると、Fedoraとのことでしたので、Fedoraもインストールしてみたのですが、たまたま手元にたくさんあった1GBのCFに最小構成でも入りきらず、仕方ないのでLiveCDで使ってみたところ、4つのNICのうち、1つだけしかまともに動きません。うーん、と悩んでいたのですが、Fedoraを、英語環境のみでインストールすれば入るかな?と思って試みたところ、見事にインストールできました。なぜかこの状態だと4つともNICは正常に動きます。なぜでしょうねぇ・・・。

とりあえず回線遅延シミュレータEthdelayProのエンジンのみ入れて、スループットの評価を行ってみたところ、発売中のハードに比べると1/2.5くらいでした。仕入れ価格は1/3くらいなので、コストパフォーマンスはなかなかですが、液晶表示がないのと、汎用のボタンがないのは、少々製品化に工夫が必要です。

こういう作業は結構楽しいもので、メンバー達とああでもない、こうでもない、と言い合いながら試行錯誤したり、アイディアを出し合うことで、ノウハウの共有にも役立ちます。

とりあえず何に使うかなどはこれから考えるという状態ですが、評価中のハードの情報は普通は間違いなく非公開だと思いますが、オープン志向なので・・・。

Comment(0)