チーム開発のためのオープンな統合プラットフォーム「Jazz」
今日は、先日のIBM Developper Worksのブロガーミーティングで知り合った、IBMの玉川さんに来社いただき、Jazzを使ったチーム開発向けのRational Team Concert(RTC)のプレゼンをしていただきました。
詳細は私が書くより、こちらを見ていただく方が確実でしょう。。
要するに、ソース管理とかプロジェクト管理など、開発に必要な環境が全部まとまったような感じです。
参加メンバーはIT事業部のWEB-DBチームメンバーが中心で、彼らは元々Eclipseを使っているのでなじみやすかったようです。個人的にはEclipseやDeveloperStudioを使わずに、同じような管理がコマンドラインベースでもできれば、と思い、玉川さんに宿題として調査をお願いしました。
私の仕事の場合、UNIX系OS上で、C言語でネットワーク関連のプログラミングを行うことが多く、EclipseでもC言語は対応できるのですが、たとえば組み込み系でターゲット環境でそのまま開発をする場合などにEclipseが入らないことがあったり、リモートからVPNやSSHなどでログインして、遅いネットワーク越しに改修を行うことなどを考えると、レガシーなターミナル環境での開発も切り捨てられないと感じています。まあ、それ以前に、やっぱりターミナルでviを使うのが一番楽で速くて慣れている、という、好みの問題が大きいのですが。ネットワークプログラミングなどではそれほど大規模にならず、共同作業も少ないので、viやemacsとSubVersionを使うくらいでちょうど良い感じなのです。そういう使い勝手のまま、プロジェクト管理なども含めていろいろできると便利だな、と思ったので。もちろん管理的なことはWEBのUIとかでもいいと思ってますが、プログラミング中にあれこれ試行錯誤しているときはやっぱりコマンドラインでスピーディできたら快適だと思います。
RTCは10ユーザまでのサーバライセンスはフリーで、クライアントも3ライセンスはフリーでついてきます。それ以上になるとそこそこ費用が必要になりますが、仕事の分野によってはもちろん費用以上の価値があることでしょう。さらに進捗具合などをお客さんと共有するためのツールにできればもっと便利だね!という話にもなったのですが、そうするためには人月単価方式をやめてからでないと厳しいでしょうね。
とてもためになるプレゼンをしてくださった玉川さんに感謝です!
今日はその後、久々にIPv6関連の試行錯誤をしてました。製品関連に組み込もうとしている部分なので、一応まだ内緒にしておきますが、無事にほぼ目的は達成できそうなのでホッとしてます。プログラマーの腕の良し悪しはスピードがポイント、と昨日のブログでも書きましたが、得意分野ならノウハウがたっぷりあるので、まだまだハイスピードで作れます!作って動かして検討して、をスピーディーに繰り返すことが、早く確実にプログラムを作るポイントです。RTCもアジャイルでこそ活きる環境です。