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プログラミングでメシが食えるか!?

本業で稼ぐこと!

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今日も「本を読もう」シリーズで書こうかと思ったのですが、別のことを書いておきたくなったので変更です。。

昨晩、以前からお世話になっている方と飲みに行きました。その方は某大手メーカーを退職され、中堅の技術系企業に転職して活躍されていたのですが、先日突然退職のお知らせをいただきました。

その技術系企業はある分野で独占的な販売権を持っていたりして、実際かなり良いビジネスを展開されていたのですが、会社自体がひどい状態になって退職の勧告を受けたそうです。その原因は、好調な事業に対してさまざまな投資が集まり、それを自社の事業に対してではなく、他に対して投資し、稼いでいたのが、この不景気によって稼げなくなり、それでも上場していたので無理矢理黒字決算を作り上げ、結局つじつまが合わなくなるところまで行ってしまったそうです。肝心の本業でも挽回できないほどの状態になってしまったのです。

人間、持ち慣れない額のお金を手にしてしまうと、冷静な判断ができなくなるようで、うまい話に手を出してしまうものなのでしょう。大体普段慣れている金額の二桁上のお金を手にしてしまうと、頭がおかしくなるのでは、という感じの話でした。

私は残念ながら、社会人になってから一度もそのようなあぶく銭は手にしていないので、その気持ちは分からないのですが、今多少でもお金に余裕ができたら、取り組んでいる事業に投資したいともちろん考えています。が、実際手にしてしまうともっとうまい話に手を出してしまいたくなるものかも知れませんね。

本業を大事にしなければならないのは、企業でも個人でも同じです。土地や株を転がして儲けるのは素人が大金をつぎ込んでやることではありません。為替が変わろうが株価が下がろうが、価値が下がらないのは自分たちならではの技術・知識・ノウハウです。肝心の本業を疎かにしてしまうと挽回はまず無理になってしまいます。

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話は変わりますが、このところ広告の効果もあってか、不正接続検知システムのIntraGuardianのお問い合わせがコンスタントに続いています。販売店登録も増え続け、地域密着タイプから大きな事業をされている会社さんまでバリエーションが出てきました。ご購入いただくお客様が買いやすいルートの選択肢が増えることはとてもありがたいことです。

メンバーとは次の作戦を練っていて、製品自体の向上と、販促関連の取り組みなどに関して議論を続けています。まだまだ小さい事業でないものばかりなのですが、事業を立ち上げる苦しさ・楽しさを体験できているメンバーたちはとても楽しそうであり、頼もしい限りです。私は可能な限りサポート役に徹して、あくまでもメンバーたちが自ら行動しやすいように配慮しています。ようやくそういう感じに進められるようになったということが私自身一番うれしいことです。

何度か話題にしましたが、トップが自ら必死に作り、売り歩いている状態というのは、お客様の立場からすると不安なものです。「買った後のサポートまではトップはしてくれないだろうけど、メンバーはできるのか?」「本気になっているのはトップだけなのでは?」という感じを受けるものです。トップの命令でメンバーがやらされ感を持ちながら取り組んでいるのでもダメです。そういう雰囲気はすぐに感じるものです。メンバーが自ら活き活きと取り組んでいる姿こそ、お客様に正しくアピールできるものだということをこのところ実感しています。そのためにはメンバーの思いと、事業の方向性がある程度一致していなければなりません。昔は企業の思いに社員が合わせるという感じだったと思いますが、今は社員の思いを実現する場が会社、というくらいの考えで良いのかも知れません。同じ思いを持つメンバーが集まって事業を立ち上げて本気で取り組んでいく、というのは、自ら起業しなくてもできるはず、というのが私の考えです。

まだまだあぶく銭を手にするにはほど遠い状態ばかりですが、やるからには一流目指してがんばりたいですし、仮にあぶく銭を手にしても、必ず本業に投資したいと思います。

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