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プログラミングでメシが食えるか!?

エフェクターを作ってみた

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遊びネタです。ギター用のコンプレッサーを作ってみました。昔流行ったOrange Squeezerというエフェクターを再現するキットをベースに、自分好みに作ってみました。

Os

キットはタッキーパーツドットコムから通販で購入しました。

Inside

中身はこんな感じで、非常にシンプルな回路なので、すっきりしてます。Orange Squeezerは、本物はOn/Offスイッチしか外部には出ていないのですが、このキットでは出力レベルのボリュームが外に出ています。基板上に音色調整用に半固定抵抗がありますが、これは音色の変化を楽しむと言うより、ワンポイントしかいい音が出ないようなものなので外に出す必要はないものです。個人的にコンプレッサーが歪むのは嫌いで、EMGなどを使うと歪みやすいので、入力ボリュームも基板上に追加しました。

Handa

キットではプリント基板も選択できるのですが、1000円高くなるのと、どうせ自作するならポイント・トゥ・ポイントで配線した方が自由なのと音も良いと言われるので、ユニバーサル基板にしました。何度か回路を少し変更したので半田付けはそれほど美しくなくなってしまいました・・・。

Opamp

アナログエフェクターの楽しみは、部品の交換で音色が変化するのを楽しめることです。オペアンプやダイオードは結構音色が変わります。コンデンサーや抵抗・ケーブルなどでも変わると言われますが、趣味の世界ですので自己満足できれば良いというものでしょう。とりあえずオペアンプを10個くらい比較し、一番好みのOPA2604にしてあります。

Recording

せっかくなので録音しなければと思ったのですが、単にエフェクターの音色比べだけだと寂しいかと思い、学生の頃に作った曲をレコーディングしてみました。正直に言えば佐々木さんの録音に刺激を受けてしまったのが原因です(レベルは違いすぎですが)。結局コンプレッサーの音色はあまり良く分からなくなってしまったかも知れませんが・・・。
Night SnowちがいましたEvening Skyでした・・・」という曲で、原曲は、ここに置いてあります。もっと派手な曲にしようかと思ったのですが、コンプレッサーのクリーントーンがマッチするものを選んでみました。まじめに編曲すればいいのですが、GarageBandの打ち込みも面倒なので、適当に成り行きで録音してます。そもそも当時から楽譜を書かずに録音していたので、自分の曲を耳コピしながら録音しました。それにしても、GarageBand付属の音源ってどうもいまいちなものばかりなのですよねぇ。

GarageBandを使い、ギターはPOD X3でデジタル化しました。ギターは全てEMGピックアップのMOONのストラトです。
●メロディ:フロントPU・1番は自作OrangeSqueezer、2番はKeeleyの4ノブと変更してみました。
●中間のギターソロ:リアPU・自作OrangeSqueezer+Providence SonicDrive
●カッティング:フロント+センターPU・自作OrangeSqueezer
●その他:全てGarageBand付属の音源

Recefects

SonicDriveは先日買ったばかりで、歪み系はメタルをやるときくらいしか使わないと、Distortionしか持ってなかったのですが(昔はありましたが)、この間DS-10と組み合わせて曲を作ったときにやっぱり派手すぎだな、と思って買ってみました。

サウンドデータ(MP3は無理矢理変換して作っているのでAACの方が音が良いと思います)
MP3形式
AAC形式

まあ、結論を言ってしまえば、OrangeSqueezerは味がある音色で、ROSS系のKeeleyは存在を感じさせない自然な感じ、と、同じコンプレッサーでもかなり違うのですが、EMGとOrangeSqueezerの組み合わせは実はあまりOrangeSqueezerっぽい音ではない気もします。パッシブタイプのPUの方が効きが良いです。まあ、個人的にこういクリーンな音が好きなもので。。

ギターはいくら弾いても良いのですが、GarageBandの打ち込みは嫌いです。非常に面倒です。もう少しまともなDTMソフトを欲しい気もしますが、やっぱりギターを弾いている方が好きなので・・・。

昔から半田付けが好きで、オーディオは自作の真空管パワーアンプ+真空管プリアンプだったりするのですが、久々に電子工作したらすっかり興味が復活してしまいました。さらに2個エフェクターキットをすでに買ってあります!

うーん、オルタナブログの趣旨に合っていない内容という気もしますが、ブロガーに音楽好きが多いので、お許しを。

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