会社でスキー旅行
16日夜から18日まで会社メンバーで苗場にスキー旅行に行ってきました。保険組合のツアーで、なんと12000円でレンタル料以外全て含まれるという格安ツアーで、毎年申し込んでいますが、人気があるので当たらない年もあります。今年は6人で行ってきました。
金曜日の夜、出発して土曜日は丸1日滑り、日曜は昼までなのですが、レンタルスキー代が結構高いので滑らず、卓球したりして、日曜の夕方には東京に戻ってきました。土曜日は9時から滑りはじめ、お昼もほとんど食べずに15時半くらいまで滑り、早めに晩飯を食べて、18時から22時までナイターと、なかなかハードです。土曜日は日中は雪が降っていましたが、夜は晴れて、雪質は大満足の状態でした。
私の会社は3つの事業部があり、部が違うと普段なかなかコミュニケーションも図れないのですが、今回のスキーでは3つの部からバランス良く参加があり、仕事内容を超えた付き合いが深まりました。スポーツは経験者かどうかで腕の差が出てしまい、スキーの場合は広い範囲を移動するため、上級者はスイスイ滑って待っていて、初心者は必死に滑って追いつくともう出発、という感じになることが多く、滑り方的にも初心者の方が疲れる滑り方なので、トータルでかなり疲れ方に差が出てしまいますが、今回は年寄り(?)は腕も上で、ちょうど良い疲労バランスだったかも知れません。もちろん上手いほど楽しいかも知れませんが、旅行はそれだけが楽しみというわけではなく、宴会やさまざまなイベントもあります。
スポーツに限らず、何でも挑戦しようというタイプの人と、消極的な人がいるもので、もちろん性格の違いは当然なのですが、やっぱり何でもやってみた方が仲間も増えますし、楽しいと思います。参加してみて、自分に合わないと思ったら、あとはお付き合い程度でも良いでしょうし。
我が家では子供たちが新しいことを始めて、「おもしろくない」「辛い」とか言い出したときには、「上手くなってみないと、面白いかどうかはわからない。上手くなってみて、それでもつまらなかったらやめなさい。」と言ってます。基本的には上手くなって面白くないということはほとんどないものです。
始めるのは少しでも早い方が楽です。私もやっぱり子供の頃からやっているものは楽です。しかし、歳を取ってから始めても楽しめるものはたくさんあると思います。若い頃は負けず嫌いな面が強く、わざわざ下手なものをやりたくない、という思いがあるものですが、歳を取ると、良い意味で受け入れられるようになるのだと思います。私が35歳くらいから続けている地元のソフトボールチームへの参加など、若い頃ならとっととやめていたと思います。丸くなったおかげで、下手でも参加する楽しさ、仲間との交流、継続するやりがいなど、良い面に目を向けられるようになったのでしょう。
また、一つでも得意なものがあると、精神的に強いという面もあります。私は子供の頃スポーツが苦手でしたが、スキーは小学4年から親に連れて行ってもらい、そこそこ滑れましたので、他のスポーツで下手だな、と感じても、まあ、スキーなら負けないだろう(そんなに上手くはないのですが、当時はそもそもスキー人口が少なかったので)、と開き直れたのはやっぱり精神的に良かったのだと思います。仕事でもスポーツでも、得意分野がある人はやっぱり強いのです。
ということで、たかがスキーのネタでずいぶん引っ張りましたが、上手くても下手でも、参加してみるのはそれなりに意味がある、という内容でした。
初めてYouTubeに動画をUPしてみたので、貼り付けてみました。若い頃より力みが抜けて、まともに滑っているかも知れません。
私がバックで滑りながら撮影したものです。
手をつないで滑ってます。一度失敗して、2回目のチャレンジです。ボードが結構難しいです。