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プログラミングでメシが食えるか!?

中小企業で良かった

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今日は仕事始めということで、朝礼で会長・私・各部の部長が短いスピーチを行いました。

会長の話で「こういう景気の時には中小企業で良かったと思えるものだ」という感じの内容がありました。大企業であれば世界的な不景気にのみ込まれることは避けられませんが、中小企業というより小企業の我々が食っていけるだけの仕事は、不景気であっても工夫や努力で十分ある、というような意味です。もちろん、経営の安定を考えれば規模のメリットもありますから、規模を大きくしたいと考えていないのではありませんが、それは自分たちの活動に応じて大きくなればよいときになればよいという考えです。
さらに、「プロの仕事をすること」という話がありました。どこでも誰にでもできるような仕事は価格や納期の競争になり、規模の小さい我々では体力が持ちません。「Better than others」会長が創業当時から掲げているスローガンですが、プロとして他より1歩でも2歩でも良い仕事をすることをあらためて肝に銘じることです。「プロ」とは何か?というテーマは是非皆さんもあらためて自分に問うてみると良いでしょう。

私は、「昨年までで社内の改革を行い、最適化が図れた。今年はその結果を出す一年」と話しました。ブログでもたまに社内の様子を書いていますが、3つの事業を根本から見直し、本当の意味でのリストラを行い、それぞれのチーム・メンバーの役割を明確化したことで、一人一人が能動的に動けるような状態になっているはずであり、攻めの姿勢で全員が行動すれば必ず結果はついてくる、と話しました。
10年前くらいから「甘えの徹底排除」というテーマが私の中で続いていたのですが、組織の最適化を行ってようやく甘えが許されにくい状態になったと考えています。

ブロガーとしての自分の役割もあらためて考え直しています。自社サーバでブログを書き始めた時点では、「いまどきの社長がブログも書いていないようでは採用活動もやりにくい」とメンバーから言われたのがきっかけでした。その後、社内での出来事を客観的にまとめ直して、良い面・悪い面の共有の役目を担うとともに、対外的にも社風の紹介としての意味も持ち始め、オルタナティブ・ブログに移行してからは、仕事での直接的な関係以外の貴重な交流の場としての役割が出てくると同時に、ある程度パブリックな内容にも配慮する必要が出てきたりしていると感じています。
現時点で「なぜブログを書くのか?」と聞かれれば、真っ先に思いつくのは「意地」です。自分でやると言ったことをうやむやにするのは嫌いなのです。しかし、意地を張るために書き続けることで、前述したようなさまざまなメリットも出てくるので、それでいいのだと考えています。

こんな感じで、今年の仕事始めは世の中の波に流されることなく、自分がやるべきこと、中小企業がやるべきことをしっかり考えながら、しっかりやっていきたいと考えています。
もちろん、家族・趣味・遊びも疎かにはしません。バランスのとれた生活が精神面でも仕事でもプラスになるはずですから。
ということで、また今年一年勝手なことをブログに書き続けると思います。公私共々よろしくお願いいたします。

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