オルタナティブ・ブログ > プログラマー社長のブログ >

プログラミングでメシが食えるか!?

ricola : A night of my tango

»

先日のオルタナミーティングでじゃんけん大会に勝利していただいたricolaの「A night of my tango」のご紹介。

Ricola

4曲入ってます。歌詞カードによると、以下の曲名ですが、iTunesで取り込むと別の名前で取り込まれます(?)。

・A Night of My Tango わたしの夜
 渋いタンゴ。タンゴといっても激しい感じではなくバラード調です。ピアノの独特のリズムと、それに少しずれたように響くricoraのボーカルがシャンソン風?自分で歌うとしたらかなり難しい曲だと思います。途中のアコギのソロも渋いです。

・Amore
 ナレーションで始まる幻想的な曲。ナレーションの「その頃ピアノ弾きはどうしていたって?しらないわ」の台詞を言うときの感じがいたずらっぽくて好きです。バックグラウンドの効果音も良く聞くと凝ってます。曲が始まると投げやりな歌詞と幻想的なメロディーのギャップが不思議な感じです。

・くじら
 これまたピアノが渋いバラード。この歌詞カードの写真が一番気に入ったのでサインを書いてもらいました(写真)。でも結構暗い曲です。くじらに乗って遠くに行きたい、というような詩ですが、このくじらは本物の海のくじらなのか、雲のくじらなのか・・・「海の向こうの光の国へ」とあるので海のくじらかと思いますが、「くじらの背中に乗り空を跳ぶ夢を見た」ともあるので雲のくじかかも。まあそんなことはどうでも良いのかも知れません。

・Donnez-moi セレナーデ
 またまたピアノの伴奏が渋いバラード。でもこれも暗いです。どっぷり暗い。。Donnez-moiの意味は何なのでしょう?発音からしてフランス語でしょうけど。ネットで調べてみると、donnezは「与える」、たぶん、「セレナーデをください」という感じでしょう。少し重たい感じのリバーブの響きと語りかけるような歌い方がとても幻想的です。

という4曲で、個人的には1曲目の幻想的ながらもノリの良い感じの「A Night of My Tango」が好きですが、全体的に甘く暗く幻想的なので大勢で聞くというより、一人でひっそり聞く感じが良いと私は感じました。シャンソンとはフランス語で「歌」という意味で、特定のジャンルを指すものではないとricolaさんから教わりましたが、やっぱり雰囲気としては枯葉とかみたいな寂しげで幻想的なイメージですね。

物憂げな感じがすばらしい。

Comment(0)