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プログラミングでメシが食えるか!?

仕事で最も重要なこと(2)

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今日は南林間のお客さんを訪問して帰社したのですが、今日の小田急線は悲惨でした。お昼頃の時点で人身事故の影響でダイヤが乱れていて、乗っていたら、さらに人身事故が発生して行き先変更となり、相模大野で途方に暮れました。幸い割とすぐに相模大野:大和で折り返し運転が始まったのでたどり着けましたが、帰りは頭に来たので、中央林間まで送っていただき、田園都市線で戻ってきました。

さて、昨日の続きですが、「信頼」と共に仕事でとても重要なこととして「継続」があります。今日はこの話題を書いてみます。

まず、仕事を続ける「継続」です。どの分野であれ、プロとして成長するためには積み重ねが大切です。仕事をあまりにも変えすぎると積み重ねができません。勤務先が不幸にも消滅してしまった場合などはどうしようもありませんが、自分の理由によって転職ばかり繰り返すのはあまり良い選択ではないと思います。

お客さんとのコミュニケーションでも「継続」は重要です。仕事の最中は当然多くのやりとりをすると思いますが、仕事が仕上がると1年以上放置してしまうようでは良好な関係が築けません。関係を維持したいお客さんとは、相手の方の性格に合わせて、定期的な間隔でそれなりにコミュニケーションを続けることが大切です。私が営業専任でないのにそれなりに仕事を集めることができているポイントの一つが、コミュニケーションの継続だと思っています。もともと気が合うお客さんですと雑談だけでも良好な関係を維持できますが、そうでない場合はコミュニケーションのきっかけが必要です。新しい製品をリリースしたとか、新しい著書ができあがったなど、話のネタを定期的に作ることも大切です。

自分でやると決めたことを「継続」することも大切です。例えばブログを毎日書くなど、自分自身のことでも同じです。継続することによりどんなことでも蓄積ができ、それが必ず役に立つときが来るものです。

私自身の例として、著書を7冊書いてきましたが、その根底にあるのは「継続」です。1冊本を書き上げると、放心状態になるほど疲れるのですが、そこで止めてしまうと、せっかく著書を書いたことが積み重なりません。もう一冊、もう一冊と続けることにより、著書の効果も積み上がるものです。そのためには、出版社の編集担当の方とのコミュニケーションの継続も必要です。執筆中は頻繁にメールのやりとりも行うのですが、出版して落ち着いたからといって情報交換を止めてしまうと、なかなか次の話が具体化しないものです。定期的に雑談混じりでも良いので情報交換をしていると、いろいろと次のアイディアが浮かんできてチャンスが見えてくるのです。また、著書は書くと決めてからネタを考えていては間に合いません。ある程度いけそうな状態にしてから着手しないと苦しくなります。日頃からブログでもなんでも考えたことや思ったことを蓄積しているかどうかが大きな差になります。全て「継続」が根底にあるのです。

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