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プログラミングでメシが食えるか!?

アンケートと景品

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毎日暑いですね。昨日は私が参加している地元のソフトボールチームで、立っているだけでもふらふらという暑さの中、2試合やり、予想外に勝ち進んでしまい、来週また試合となりました。。まあ、運動不足になりがちなIT関連の仕事では、体も鍛えないといけないので・・・。

さて、今朝、出社すると、机の上に某社からの荷物が届いていました。少し前にユーザ・アンケートのお願いがきて、それに回答したのですが、景品に当選したようで、なかなか使える品物をもらいました。

私は以前の上司から、「アンケートの景品を確実にもらう方法」を伝授されており、実は今回もたぶんもらえるだろうと予想していました。そのポイントは、アンケートを行う会社が欲しい情報を書くこと、です。アンケートを行う会社は何の目的もなくアンケートを実施して景品を配るということはしません。ビジネスですから、何らかの利益のためにアンケートを行うのです。アンケートには様々なレベルがありますが、チェック式ではおそらく景品の抽選はランダムに行っていると思いますが、記述式は意外とまじめに文章を読んでから選別している場合があります。アンケートを実施した目的にマッチした回答を行うと、選んでもらう確立が高いのです。同様にクレームなど問題点の具体的な指摘も相手にとって重要なポイントなので、嫌がらせになるような行動はあまり良くありませんが、まじめな指摘は喜ばれます。

今回のアンケートはまじめな(?)アンケートでしたので、内容をここで公開するのは控えますが、ある製品を使っている人からの感想や要望を集めるようなタイプで、私は製品サポートに関する意見を「まじめに」書きました。

他にも、ユーザレポートの募集などでも同じ作戦が使えます。私は以前、トヨペットのユーザレポート募集に、当時中古のSOARERに乗っていたのですが、車の名称への愛着というか思い入れを書いたところ、見事採用になり、商品券をGETしました。我が家の長女の名前は「せりか」で、長男の名前は「そあら」です。まさにトヨタにはぴったりのレポートが書けたわけです。残念ながらすでに両方とも生産完了となってしまいましたが。。

さて、応募して景品をGETする側だけでなく、ビジネスを展開する立場としては、アンケートやユーザレポートを欲しい立場での検討も重要です。展示会やセミナーを開催した際にどうすればアンケートを書いてもらえるか、製品をお使いいただいているお客さんにどうすればユーザレポートを書いてもらえるか、会社にとって外部の声は非常に重要なのです。次の製品検討にも大切ですし、宣伝・アピールにも重要です。書いてくれる人にとってメリットがあるようなキャンペーンを実施できるかどうかがポイントでしょう。

売る立場で物事を考えなければならない場合でも、必ず買う側の立場で考え直してみることが重要です。アンケートも情報を欲しい立場の一方的な押しつけでは、なかなか良い情報が集められません。自分が書くとしたらどのような状況になれば素直な意見をまじめに書くだろうか、ということを考えて、実施方法を検討することが大切です。何でもかんでも景品をつければ良いというものでもありません。景品目当てにいい加減な回答が増えるだけということも考えられます。書く側の立場での配慮をしっかり考えましょう。

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