成果を阻害する6つの「専門家根性」
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前回に続き、自信を持ってお届けできる「あるある!」なリスト。
- 情報の囲い込みや出し惜しみをする (自分のささやかな地位を保つために)
- 専門と自認している領域で自分に相談なく事が進められると、不安・不快・不満に感じ、攻撃する (第一人者のプライドが傷つくので)
- 言葉の使い方や知識の適用に関して過剰に厳密になり、自分のアドバイスを求める (自分のささやかな地位を保つために)
- アドバイスを求めることを要求する一方で、言質を取られるのを嫌う (専門家としての評判を気にしすぎるために)
- 自分で決めた専門領域では第一人者であろうと努力するが、そのほかの領域ではむしろ無知をひけらかす (専門家とはそう振る舞ってよいものと思っているがゆえに)
- 自分で決めた専門以外の領域では、事情はどうあれ「専門家の回答」を要求する (「専門家たるもの……」という自負の裏返し)
成果を阻害する6つの「専門家根性」 - *ListFreak
……引用元は、1年前に書いたコラムです。専門家ぶってしまう弊害を、ウンウンうなって考えたことを思い出しました。大半は「自分がそうだ」という話ですけど。
リストを引用しただけでは格好が付かないので、上記を裏返して考えてみました。題して「成果を出す専門家の態度」。
- 「情報は、出す人の元に集まる」ことを知っており、惜しみなく共有する
- アドバイスを乞われる立場に閉じこもらない
- 専門知識を分かりやすく翻訳し、共有するよう努める
- 言質を取られるリスクを計算しつつ、自分の見解を述べる
- 専門外の領域のことであっても、学ぶ姿勢を保つ
- 専門家が常に「正解」を出せるわけではないことを知っている
もっとあるような気がするので、しばらく寝かせてみよう。
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