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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

文章は、削る前にまず膨らませる

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ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者向けのマニュアルが基になっているという、記事の書き方の本を読んでいます。

いきなり細かいところで、推敲のやり方にハッとするポイントを発見。

書き終えたら、ざっと読み通す。削るのではなく、まずは付け足すところを探す。主張の弱いところや説明の足りないところを補って、明解な文章にする。
- William E. Blundell, "The Art and Craft of Feature Writing", p219
から意訳

よりよく削るために、膨らませる。なるほど。よく洗うために手を汚す石鹸を思い出しました。

「物語」(storytelling)のテクニックをビジネスにどう採り入れるか、鋭意かつマイペースで研究中です(ビジネス文書の構成や文章術も事業ドメイン内ですので)。日本の書籍に何冊か目を通したところ、まだまだ開発の余地はありそうですし、なかなか面白そう!です。

Featurewriting 上述の"The Art and Craft of Feature Writing"、著者はWSJ紙の記者。『「物語力」で人を動かせ!』という本で知りました。

blogを書くのに役立つコツを発見したら、また紹介したいと思います。

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