Windows8のタブレット端末での使用感~ElitePad 900試用レポート(3)
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1週間ほどWindows8をタブレット端末で使ってみた使用感などを列挙してみる。前二回は結構良いことを書いてきたので、今回は不満点というかイマイチと思う点を中心に。
- Windows8をタブレット端末でタッチパネルだけで操作すると結構躓く
現在のWinodws8はタッチパネル対応をうたってはいるものの、もともとキーボード前提で設計されたWindowsを無理やり対応させた感は否めなく、必要なアプリの呼び出しや右クリック操作の時など際などに結構戸惑う。 - 特にCTRL+ALT+DELETEを押したくなった際に困った
あるアプリケーションが異常になってしまい、ダイアログが表示されっぱなしになった際には対処に困った。パネルをいろいろ操作しても目的のCTRL+ALT+DELETEが表示されるメニューが出てこず、USBアダブター経由でキーボードを繋げても認識されずという状態になり、結局は電源ボタン長押しで強制再起動になったがこの間数十分も奮闘させられた。ボタンやキーボードが少ないと、異常時にはむしろ苦労が多くなるようだ。 - フォントが汚くて画面が見づらい
アプリケーションを通常のウィンドウで開いて使っているときは良いけど、全画面表示などにした際にフォントがギザギザになって非常に見にくくなる。これはPCの時もあったのかもしれないけど、タブレットになるととても目立って酷い。
さて、ここまでは、HP ElitePad 900の使用感というよりはWindows8のことなので、ここからはHP ElitePad 900についても書いてみる。
- 電源のモチは十分だが、充電中であることがわかりづらい
カタログスペックには約8時間とあるが、実際にも満充電しておくと朝の通勤から昼中にちょこちょこ使っても夜の帰宅時までバッテリーが持つ。これはスマホなどに比べても非常にGoodなのだが、電源ケーブルを接続した際に本体側になにも変化がない為、充電中であることを認識するためには、わざわざWindowsの画面を開く必要がある。 - 背面のボタンが音量調整専用
タブレットという小さい筐体にわざわざ上下の調整ボタンをつけてくれているのに、これは音量調整にしか使えないみたい。せっかくだから画面の輝度調整だとか、マウスの右クリックボタンとしても使えたら便利なのにと思った。
- 借用した2台中の1台がWindows修復モードのループになって使えない状態に…
これ原因が全く分からないのだけど、借用した2台中の1台電源OnするとWindows修復モードになり自動修復に失敗、PCを初期設定に戻すこともで出来ずそのまま無限ループに…、さてこれはどうしたものか。
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