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企業内コンテンツ管理~オープンソースCMSの格付け

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 内田さんのブログで米国Optaros社の発表した、オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)の格付けが紹介されていた。内田さんも書いているが、格付けにコミュニティの大きさを含めたことはオープンソースならではともいえ非常に興味深い。

 先日もとりあげたIT投資動向調査2006でも「企業内コンテンツの整理」というのには関心が集まっており、それにともないCMSの需要は増えてくるものだと考えている。これまで企業で最も重要な地位を占めていたコンテンツは文書であるがこの文書を保管する役割を担っていた文書管理システムも昨今の企業内システムのインターフェースのWebブラウザへの統一化に伴い、CMSとの境界が不明確になってきている。エンタープライズコンテンツ管理(ECM)なんていうキーワードが出てきたのもそういう背景からだろう。

 事実最近に、ある会社から社内の文書管理の見直しを相談されてRFPの作成やツールの選定を行った際の候補には、ドキュメンタムといった文書管理システムの老舗からステレントなどのCMSツールまでが全部含まれていた。しかしながら相変わらずこういった文書管理システムやCMSは非常に高い。したがって予算がない企業や社内での限られた利用の場合には、上記の選択肢以外ににブログのような簡易な情報発信ツールやオープンソースのCMSツールを検討することも多くなるのではないだろうか。

 そういう意味では、今後オープンソースCMSは企業内での利用についても一部とはいえポジションを確保するものと思われるし、その場合にはサポートのことを考慮してコミュニティの大きさも評価のポイントになるであろう。ここにZoopやXOOPSが入っていないのは対象がコマーシャルオープンソース型のソフトウェアということなのかもしれないが、図には私も知らなかったものもいくつか載っており改めて情報収集と勉強をしておきたい。

Comment(6)

コメント

XOOPS を社内の文書管理システムとして使った事例としてオプトさんが使っているケースあります。
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オプト――社内情報、玄関サイトで迅速に、ブログ形式(拝見IT活用法)
日経MJ 2006/02/06

「 インターネット広告大手のオプトは、社員が業務で必要な資料をパソコンで簡単に探し出せる社内向けポータル(玄関)サイトを開設した。数万種類に及ぶ膨大なファイルから検索エンジンを使って検索するシステムを構築、社内情報を迅速に取得できるという。業績の拡大とともに社員数も急増しており、サイトの活用による業務の効率化を期待している。」
だそうです。

XOOPS でどうやったのか、すごいですね。

コメントと事例紹介ありがとうございます。
 XOOPSやZopeで商用サイトを作った例は過去いくつかの企業ではあると思いますし、部門とか個人ベースでの闇サイトの構築なら企業内の事例も沢山あると思いますが、たしかにここまでの大規模なのは珍しいですね。
 記事だけみると、通常だと日本では「ネットイットセントラル」や弊社の「識彩」のようなWeb型文書管理システムあたりが使われそうな分野ですが、XOOPSですか・・
 機会があれば事例収集にお伺いしてみたいものです。

文書管理をXOOPSでやるなら、XOOPSベースのXOONIPS がhttp://xoonips.sourceforge.jp/いいのではないでしょうか? 理化学研究所が国費をつかって開発しています。

情報ありがとうございました。そういう研究をやっているところがあるんですね。知りませんでした。

システムの評価配布用に windows で簡単に動くパッケージ配布しています。
http://sourceforge.jp/projects/xc-users/files/
においてあります。xsas_sample は、抗体ポータルのサンプルです。windows で簡単に動くので結構いいですよ。普及にはこういったものが役立ちます。他のCMSもこういったXAMPP系を活用してデモというかサンプル配ればいいと思っています。。。

noguchi

私の友人が内部統制やe-文書法での利用を目指してXML型の長期署名フォーマットを開発しました。
http://www.langedge.jp/pub/LeXAdES/
XMLはいろんな共通データフォーマットとして活用されると思いますのでCMSでもXAdESは面白い技術だと思われます。

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