スカパー!でハリウッドメジャー作品を中心に放送している映画専門チャンネルの「スターチャンネル」が7億円超の赤字転落:1分から読める注目の非上場企業の決算まとめ
スカパー!でハリウッドメジャー作品を中心に放送している映画専門チャンネルの株式会社スターチャンネルが7億円超の赤字転落、2015年11月2日の1分から読める注目の非上場企業の決算まとめです。
第7期決算公告 10月29日官報58頁より
売上高
8,387百万円
当期純損失()内は前年比
△754百万円(前年は92百万円、赤字転落)
過去の決算情報
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企業情報
企業概要
株式会社スター・チャンネルは、1986年に東北新社が中心となり設立された、スカパー!でハリウッドメジャー作品を中心に放送している映画専門チャンネルの『スターチャンネル』を運営する放送事業者です。同業他社のチャンネル統合により伊藤忠商事、ソニー、ニューズ・コーポレーションが経営参加していましたが、その後、2008年8月、245億円の累積損失の一掃のため新旧分離を実施して、事業・免許を引き継ぐ新会社を新設分割により設立しています。現在は、21世紀フォックス(旧ニューズ・コーポレーション)から東北新社に株式が譲渡されているようです。
最近の動向
前期は7億円超の赤字に転落していますが、2015年9月29日に東北新社が持分法適用関連会社であるスター・チャンネルを、経営基盤の強化や経営判断の迅速化などを図る目的で連結子会社化することを発表しました。東北新社は、伊藤忠商事から株式を取得し、保有株式は50%から、取得後に60%になったようです。東北新社の小坂恵一取締役上席常務執行役員が、9月30日付でスター・チャンネルの代表取締役社長に就任したとのことなので、東北新社としては2008年の仕切り直し後、再び正念場といったところでしょうか。
その他企業情報
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決算数字の留意事項
基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス=良くない状況、とはならないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。
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