ビジネスホテル「ルートイン」のルートインジャパンの売上高720億円&経常利益148億円など:1分から読める注目の非上場企業の決算まとめ
ビジネスホテル「ルートイン」のルートインジャパンの売上高720億円&経常利益148億円など、2015年10月30日の1分から読める注目の非上場企業の決算まとめです。
第33期決算公告 10月28日官報61頁より
売上高
72,096百万円(2015年3月31日現在)
経常利益
14,829百万円(2015年3月31日現在)
企業情報
企業概要
設立は1977年で、1985年に長野県上田で第1号店をオープンして以来、主要事業であるビジネスホテルの「ルートイン」を中心にシティ型、リゾート型等も含め、全国展開しているホテルチェーンです。特徴は、大半の店舗がビジネスホテルとしては珍しい大浴場と無料駐車場を完備していることと、無料朝食バイキングサービスの提供ですね。ビジネスホテル業界では、東横インと並び最大手と言えます。
最近の動向
今回の決算公告を見ても、かなりの売上と収益を上げてますし、連結の売上高は900億円を超えているので、さすが最大手といったところなのですが、2009年にADRによる事業整理を行っているんですよね。また、最近の各ビジネスホテルのサービス品質の向上も凄いので、ブレの大きい不動産業は最大手といえど簡単ではなさそうです。とはいえ最大手らしく、ローズやフランコの所属で話題になった野球の独立リーグのBCリーグのスポンサーや寄付等のCSR活動は行われていますね。
その他企業情報
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決算数字の留意事項
基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス=良くない状況、とはならないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。
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