「名物万かつサンド」や微笑む赤い牛のトレードマークでお馴染みの「肉の万世」を運営する株式会社万世の純利益1.9億円&利益剰余金8.8億円など:1分から読める注目の非上場企業の決算まとめ
「名物万かつサンド」や微笑む赤い牛のトレードマークでお馴染みの「肉の万世」を運営する株式会社万世の純利益1.9億円&利益剰余金8.8億円など、2015年10月28日の1分から読める注目の非上場企業の決算まとめです。
第68期決算公告 10月26日官報57頁より
当期純利益()内は前年比
192,069千円(+1272%)
利益剰余金()内は前年比
888,914千円(-)
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企業情報
企業概要
「名物万かつサンド」や微笑む赤い牛のトレードマークでお馴染みの「肉の万世」を運営する株式会社万世。その母体は元々戦後開業した電気部品商、鹿野無線でしたが、ドッジ・ライン不況の1949年に精肉・コロッケ商「万世」(社名の由来は本店近くにかけられた万世橋)に業種転換し、秋葉原電気街では異色の大型飲食店として成功。名物万かつサンドも、後楽園球場や小田急ロマンスカーの社内販売で全国的に知名度を広げました。現在、従業員も1200名を超えています。
食肉卸業以外にも、焼肉等肉料理全般を扱うレストランやパーコー麺が売りのラーメン店も経営しており、有名な秋葉原本店ビルでは、フロアごとに精肉惣菜、ラーメン、ステーキ、居酒屋等、様々なレストランが楽しめるのですが、1階及び地下が1000円以下でも食事できるのに対し、上の階に行くほど単価が上がり、最上階は10000円クラスになるという、夢があるような無いような面白い店舗スタイルになっています。
最近の動向
割と最近の取り組みとしては、2014年10月にコンビニのスリーエフとコラボで、本店ビル1階にコンビニ商品と共に万かつサンドなどの万世商品を取り扱うタイプの店舗をオープンしています。一方で今期の純利益は前期の10倍以上になっていて、利益剰余金も9億円近く積みあがっており、業績も好調そうですが、何よりその味を愛されながら、68期という歴史を積み上げていることが素晴らしいと思います。是非今後もその歴史を積み上げていってほしいですね。
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決算数字の留意事項
基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス=良くない状況、とはならないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。
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