新しい仕事なんてない。
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弊社は、業務効率化のコンサルティングサービスのほか、
「Teachme」というマニュアル作成・共有のクラウドサービスを運営しています。
マニュアル。
そう、あの重く苦しいマニュアルです。
マニュアルを、スマホやタブレットで簡単に運用できるようにしたい!
そんな思いでサービスを自社開発しています。
(マニュアルについての思いは、追々書かせていただきます。)
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さて今日は、ビジネス向けのサービスを開発・提供する立場で
いつも意識していることを書きたいと思います。
それは「新しい仕事なんてない。」という見方(仮説)です。
企業における「営み」というのは、少なくとも前後20年ずつくらいは、
ずーっと長い間変わっていないし、これからも変わらない。
いろんな業種・業態・社歴・規模の会社を見てきて
そういう見方が正しいかなーというのが実感です。
「営み」というと少し抽象的ですが、
企業が持っている本来的な機能・役割というニュアンスです。
人事、総務、企画、営業、調達、製造、販売、物流、、、
これらは、言いかえると、企業の「部署名」にも相当しますが、
何を(=What)行っているかは、変わっていませんし
どの企業を見ても、役割は近いものがあると思います。
仕事の本質は変わらない、新しい仕事なんてない、と思う一方で、
「やり方は常に変えていくべきである。」
という見方もしています。
ITを活用したり、雇用形態を多様化したり、時間と場所を変えたり。
あらゆる手段(=How)を駆使して、その時々で最適な手法を選ぶことが
常に求められているのは、言うまでもありません。
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「新サービス」「新商品」と呼ばれるものが、日々生み出されていますが
いったい、何が新しいんだろう?といつも気になって見てしまいます。
そのときに、おお!と思うものに共通するのは
・昔から変わらない仕事=What に対して
・今までに見たこともない手法=How を提供するような、
普遍性と革新性のバランス感覚を兼ね備えたものだという気がします。
仕事は変わらない。やり方は変わる。
なんでもかんでも変えることが正義だとは思いません。
変えちゃいけないこと、変えなくちゃいけないこと。
そのバランスを大事にしたいなーと思う今日このごろです。
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さて、次回からは「マニュアル」という古くからある世界に対して
なぜ自分たちがサービスを提供しようと考えたのか。
その裏話なんかを紹介していけたらと思います。
お楽しみに!
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