輸出産業を企む
先日のエントリーに円高の逆風のさなか「輸出産業を企んでいる」と書きました。
もう少し、なにを考えているか書きますね。
弊社の経営理念は
"We provide Internet services loved by people around the world"
です。
世界中の人々から愛されるインターネットサービスを
世界中に提供して、世界中の人々のライフスタイルを
より豊かにする為に日夜努力しております。
ですので、今ここにきて日本国外でも愛されるサービスを創り出さねばと思っております。
ではインターネットの世界で日本からよりよいものを
提供できるとすればどの分野がよいでしょうか。
ビジネスはまず戦略ありきです。
世界中の競合他社に負けないようにいろいろと考えなくてはいけません。
そこでまず世界に打って出るために日本市場の”強み”を考えました。
世界の中で日本のインターネット市場のすぐれた部分はどこだろうかと。
まず日本発でPC上のインターネットサービスは世界のインターネット、
とりわけ米国のインターネットサービスに比べてかなり遅れを
取っていると思います。まあGoogleやMicrosoftやAmazon、
最近では Twitter や FaceBook がすごすぎると言えば
すごすぎるのですが、PC上のインターネットサービスで
海外市場で受け入れられるサービスを日本から生み出すのは至難の業でしょう
PC上のほとんどの国内インターネットサービスは
Yahoo! JAPANの起源などからしても、
米国ではじまったサービスを日本国内に持ち込み、ローカライズして
発展してきた歴史があるので、諦めるのはまだ早いですが
そう簡単に日本から世界にでていっても勝てないのは、しかたがないと思います。
やはり海外、特に米国の方が、PC上のインターネットのビジネスの情報量が圧倒的に多く、
かつ日本よりも1歩先を
歩んでいるので戦いを挑まない方が得策です。
ということは、日本から進出して世界市場を狙うべきは、
もうお分かりだと思いますが、モバイル分野、携帯電話分野だと考えます。
(つづく)