松本孝利先生
松本孝利先生に久しぶりにお会いした。
かつて日本シスコシステムズを52歳で立ち上げ、
大学でたんなる学生の僕らにビジネスの面白さと厳しさを教えてくれて
なんの実績もない僕らの会社に個人的に投資していただいた。
今は法政大学とビジネス・ブレークスルー大学院大学で教鞭をとり
Academy Capital Investmentsを立ち上げて
僕らのような若い起業家を応援し続けてくれています。
まずお会いするなり、来てくれてありがとうと言ってもらって
いえいえ、私の方こそお話いただけるだけで光栄ですと思いながら
この1、2年の弊社の近況をご報告。
その中で
「木村君、これから60才までの間何%ぐらいが仕事に費やす時間だと思う?」
と聞かれ、先生がご自身で計算された表を見せていただいた。
計算条件
仕事:月~金曜日、7時起床~21時帰宅(含通勤)
休日:土曜日、日曜日、祝日及び休暇10日間/年
睡眠:6時間/日
25%は人は寝ていて、32%はプライベートの時間。
あとの残りの人生の時間は普通の人は43%しか仕事に使えない。
もちろん起業するような人はもっと多いけどそれでも50%こえるぐらい
この表を見て僕は残された時間は有効に使わねばいけないと改めて感じた。
思っているほど残された時間はないのだ。
またそうはいっても、一番仕事に使う時間が割合は多い。
その仕事は情熱を持って取り組んで行く方が間違いなく人生は面白くなる。
10年前、松本先生に初めてお会いした時は偉大な経営者。こっちは単なる海好きな学生。
ビジネスに対して純粋に真剣に立ち向かってこられたのが学生の僕にも伝わってきた。
最初の僕から見た松本先生の印象はというと、
いい意味で「フリーザ@DRAGONBALL」のようなスキがない方でした。
それでいて暖かく接していただいたことを今でもよく覚えております。
思えば、ビジネスの勉強をしたいなと思ったら松本孝利先生から自らの経験からビジネスを
教えてもらい、経済の勉強をしようと思ったら竹中平蔵先生が日経新聞の読み方から教えてくれて、ネットワークを勉強しようと思ったら村井純先生がいる環境は恵まれすぎていた。
もっと勉強しておけばよかったな