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社員の時に見ていた店の状況、オーナーになってから見ている店。見ている方角が違うとこんなにも違うコンビニの光と影。お客様とは何にも関係無いところで巻き起こるあれやこれ。(笑

書評;落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!ぶっちぎり理論38

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 誠ブログでは、毎月オフ会を実施している。その時に月間PVが発表されるのだ。そして、PV上位者には編集部に送られてくる本の書評が義務付けられるという、何とも罰ゲームのようなコーナーが設けられている。ブログ管理人さんは「イエイエ強制ではないですよぉ」と、にこやかに言ってくれるのだが、背後をメラメラ漂うオーラは見逃せない(冗談です)
 PV上位になれるということは光栄であり嬉しい。たとえ罰ゲームのような書評が付いていたとしてもだ。私としては、ブログ読者からのプレゼントだと思っているので、ありがたく毎回、数冊の本を頂いて帰っている。お陰で店の学級文庫が増えてバイト達も喜んでいる。(参照;アルバイトは社会経験として認められるのか?

 今回、頂いた数冊の中から紹介するのは、後田 良輔氏著「落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!ぶっちぎり理論38」

 著者の後田氏には大変失礼だが、まことに胡散臭い表紙だ。帯に、「郷ひろみ理論・つむじ理論・20メートル手前理論」そして「こんなの はじめて ありがとう(KHA理論)」などと書かれている。
 しかし、その胡散臭さに思わず手に取ってしまった。家に帰り早速読み進めると面白い。

 私の気に入った理論は
12:ビックノートメモ理論
顧客との話の中でするメモは単なるメモ帳を使ってはいけないと言う。確かに、取引先の人もリングメモ帳を目の前に重要な話をしたいとは思わないだろう。手帳なり、ちゃんとしたノートである方が相手には好印象を与える。著者は大きいノートの方が更に良いと考えているので、A4サイズ以上を薦めている。
22:その場でアマゾン理論
先輩から勧められた本をその場でアマゾンから注文してしまおうという理論だ。もちろん先輩や本に限ったことではないだろう。顧客や上司と話していて、「コレ良いんだよ」と言われることは結構ある。通常なら「へ~」って感じで話は流れてしまうだろう。その場で注文する人はまずいない。そこがポイントである。こいつに話すと反応が良いと思えば、取引にしても、出世にしても良い展開が待ていることは容易に想像が出来る。
33:眉間理論
これは私も日頃から実施している。
相手の目ではなく眉間をみると緊張せずに、相手には自分の目を見てくれていると思わすことが出来る。プレッシャーに弱い人にはオススメだ。
私も、眉間だけではなく、鼻の頭、片目を見るという技を使う。特に、「や」の付く自由業さんと対峙する時には必ずこの技を使っている(笑

 著者の後田氏は、広告代理店に務めているとのことだけあって、対人関連の話が多い。営業に携わっている人、出世を目論んでいる人には是非読んでもらいたい本だ。
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