オルタナティブ・ブログ > 破壊的イノベーションでキャズム越え >

国境なきオープンイノベーション(C&D)で、世界のソフトを日本で仕上げて世界で売り抜く!

au発表会2012 Summerレポート:「ワクワク感」は封印?「シッカリ進化」の夏au

»

KDDIは、au発表会 2012 Summerを2012年5月15日に開催しました。

ここ1年ほどの新商品・新サービスの発表では「ワクワク感!」を繰り返し唱えてきたKDDI田中孝司社長ですが、今回はそれを封印し、コンテンツサービス・スマートネットワークの進捗・進化、4月に発表されたHTC J ISW13HTを含むAndroidスマートフォン6機種(富士通 ARROWS Z ISW13F、シャープ AQUOS PHONE SERIE ISW16SHAQUOS PHONE SL IS15SHAQUOS PHONE CL IS17SH京セラ URBANO PROGRESSO)、5月14日に東芝が発表したWi-FiオンリーのAndroidタブレットau向け製品のREGZA Tablet AT500およびフィーチャーフォン(ガラケー)3機種、既存モデルのカラーバリエーション追加3機種、そして詳細を先送りの予告編的なAndroid4.0搭載セットトップボックス『Smart TV Box』の発表に「留まった」印象の強い発表会でした。
また、XperiaやGALAXYといった人気のグローバルブランド商品の発表が無いこともあり、「秋冬のLTE対応端末への繋ぎ」という声が会場内外で多く聞かれました。

とはいえ、サービスも端末も確実な進化・強化・スペックアップを図っており、既存auユーザの満足度向上や新規ユーザ獲得に向けて、選択肢の拡大や新たな用途提案といった大きな影響を与えるものと考えられます。

スマートパスポート構想の進捗

『auスマートバリュー』による宅内用ブロードバンドとのセット利用による月額1,480円のスマートフォン利用料金割引への加入社が3月の開始から僅か2ヶ月半で100万契約を突破し、スマートバリューを活用した新規加入者のうち、64.8%がMNPによる他社からの乗り換えという報告がありました。

 

フィーチャーフォンからスマートフォンに切り替える際に、ネットを殆ど利用しない人にとっては、パケット代の大幅アップというハードルがありますが、スマートバリュー加入による月額1,480円の割引は大きく、更にファミリーでauにMNP転入する際のインセンティブ(端末を安く購入できたり、キャッシュバックが受けられる)と併せて、販売・契約促進・MNP転出抑制に効果が大きい事が想定されます。

 

『auスマートパス』によるアプリ取り放題・クラウドストレージ・クーポン&ポイント・セキュリティを提供する月額390円の定額サービスも、サービス開始から僅か2ヵ月で100万契約を突破し(2012年5月9日発表済み)、有料コンテンツサービス史上初の快挙ということで、順調な滑り出し・成功を伝えました。

スマートパスに加入したユーザは、加入前と比較してアプリを4倍以上もダウンロードする傾向にあり、パートナーからも「ダウンロード数30倍、売上50倍」「過去最高の売上」「1ヵ月分のダウンロード数を1週間で達成」「毎月の収入が見込めアプリ事業の基盤に」とポジティブな声が寄せられているようです。

スマートパスポート構想STEP2による2012夏の進化

 

好調なスマートパスに、『音楽と映画』を加えることでエンターテイメントの視聴スタイルを変える=エンターテイメントへのパスポート『ビデオパス』を5月15日より、『うたパス』を6月中旬より開始することを発表しました。 春までのスマートフォンで「楽しむ自由」は、タブレット・PC・テレビへとプラットフォームを拡大し、コンテンツも音楽と映画で更に充実させるという進化により、ユーザの利便性・満足度が更に向上することが想定されます。

引き続き、執行役員専務・新規事業統括本部長の高橋誠氏からのプレゼンテーションにより、これらの詳細が伝えられました。

『ビデオパス』は、スマートフォンの他、タブレット・PC・TV大画面で映画コンテンツを楽しめるサービスで、毎月1本は話題の新作映画をレンタルDVDと同じタイミングで提供される月額590円の定額サービスです。

 

NTTドコモ・VIDEOストア(月額525円)や、SoftBank・ムービーLIFE(月額490円・500円)、海外ベンダーのhulu(月額980円)といった他社サービスと同等以上のコンテンツラインアップ+新作映画という強みは、多忙であったり面倒といった理由で映画DVDを借りていないユーザにとっては、気軽に手軽に最新映画も観れるサービスとして広く受け入れられる事が想定されます。

マルチデバイスで観れるというだけではなく、続きが観れるという点も価値が高いでしょう。
「外出先ではスマホやタブレットで視聴、帰宅後はPCやテレビで続きを視聴」といったスタイルが容易になり、頭出しなどの手間も不要です。

 

『うたパス』は、邦楽・洋楽あらゆるジャンルの音楽をauならではの切り口で配信する50以上の『セレクトチェンネル』、自分の好みに合った選曲で配信される『マイチャンネル』、友人などが聞いている音楽を配信する『ソーシャルフォロー』、小林克也・flumpool・Che'Nelleのオススメ楽曲配信の『セレブリティ』を月額315円で聴き放題のサービスです。

 

これら2つの新サービスは、auスマートパス会員への特典として、ビデオパスが2週間のフリートライアル、うたパスがサービス開始から8月31日まで先行無料提供・最大3ヵ月のフリートライアルということで、無料オタメシ期間が用意されており、試しにスマートパスに加入しようというモチベーションにも繋がるキャンペーンとなりそうです。

★タレントトークセッションによるビデオパスに関するトーク&デモ


左から剛力彩芽さん、伊勢谷友介さん、KDDI高橋誠専務、赤坂泰彦さん

★au発表会 2012 Summer特集

★KDDI関連URL

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する