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ベンチャー社長の大事なお仕事として、経営者の話を聞くこと、経営者に経営者をご紹介することと考えています。

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4月のオルタナ定例ミーティングにて、プレゼンさせて頂いたときにもお話しましたが、私の大事な仕事は、経営者に会って、お話を聞いたり、お話をしたりすることだと考えています。

いくつも理由はあるのですが、

  • 社内や近親者ばかりだと、どうしても、YESが積み重なるなどバイアスが掛かり、別な意見は無いものかと思ってしまう
  • 自分と異なる経験を積み重ねてきた方の言葉には、自分にはない重要な何かがある
  • 経営者同士だからこそ通じる話がある


などなどです。

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そして、もう1点が、お会いする経営者の方に、何らか自分ならではのSomethingを提供したい(押しつけがましい表現ですね。 良い言葉が無いかしばし考えましたが、見つからずということでご容赦ください。)と考えており、私の知っている経営者の方をご紹介することが良いのではないかと、実践しています。 その理由も、いくつかあるのですが、

  • ネットワークの共有化(異なるネットワークの重なり)により、3名の経営者が集まれば、3つのネットワークが重なり、重ならない部分に補完が生まれる可能性があること
  • 先の経営者同士だからこそと同様ですが、メンタルなどの共有や意見や考えの重なりや相違により、何かが生まれる可能性があること
  • 想像もしていなかった、新たな何か(商品、サービス、ビジネス、プライベート・・・)が生まれる可能性があること


このように、自身にとっては、とても重要と思っている事なのですが、忙しいという自分の中での言い訳で、この重要なミッションをおろそかにしてしまうことも多く、毎月のように反省しているわけですが、お陰様で、先週は、某上場企業の会長様と2~3時間ほどお時間を頂きましたし、オルタナ定例ミーティングでも坂本史郎社長 のお話を聞く機会がありました。

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某会長様には、私の知人経営者お二人を紹介させて頂きました。それも後付け押し売り的なのですが、なんらか興味を持って頂けそうな二人であり、その二人とも会長様と面識を持ち、話をしてみたいということで、結果としてはスグにでるものではありませんが、具体的に今後につながるお話になりました。
そして自身としても、兼ねてより話をお伺いしたかったのですが、自身のバックグラウンドや現状を簡単にご説明させて頂いてから、会長様の経営者としての経験や当方へのアドバイスを頂き、久しぶりにスッキリした感がありました。
特に、

『自虐的になりがちな経営者』

という言葉にドキッとし、根底では持つものの、それを外部に出さずに、経営者のミッションを遂行していくことが大切であると心しました。

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そして、坂本史郎社長とは、年齢的に先輩にあたりますが、私自身としては、なんとなく「友人」感覚で接することが多く、ちょっと迷惑かもしれませんが、お会いする機会をいつも楽しみにしております。

坂本社長は、私がオルタナブロガーとなった数ヵ月後に、ブロガー参戦されましたが、社名を聞いてドキッとした弊社顧客企業の社長さま。

しかしながら、ご挨拶にも訪問せずに時は流れ、偶然にも、いいじゃんネットさんと同じビルに別なお客様がいることが分かり、訪問した際に、いいじゃんネットさんが弊社顧客だと知った相手の社長さんから『実は大学の先輩にあたり、挨拶する機会がなくて・・・』という話になったので、そのオフィスを出た足で、アポなしで坂本社長に突撃したところ、たまたまオフィスにいらっしゃって、初のご挨拶とセットで、先の社長さんを紹介したいという、電波少年のような訪問でしたが、「いいですよー」というお答を頂き、即座に3人でご挨拶ミーティング、後日に近所のお蕎麦屋さんで飲みミーティングという流れに。

それから暫くして、「飲みたいなぁ」とtweetしたところ、坂本社長から『新橋なら』というレスがあり、最初のtweetから30分後には、新橋の立ち飲み屋さんでホットなデートができました。
自身・自社の事も色々と深くお話を聞いて頂き、アドバイスをいくつも頂きました。

・・・ そして、先週のオルタナ定例でのプレゼンです。
事前に、いろいろなお話を聞いていたのですが、前日に、プレゼンのトレーニングをして、全面差し替えをするという気合というかパワー全開で、とても勉強になりました。(もちろん、初めて聞いた内観法についても、とても参考になりました。)

更に、プレゼンも、懇親会も終了した駅まで向かう途中に、かなりお疲れだったかと思いますが、オルタナブロガー永井孝尚さん と並んで歩いている際、

『このタイミングで永井さんの プレゼンの心得 は、プレッシャーでしたよー!』と何度もおっしゃってました。

それだけ真剣にプレゼン準備を重ねているところで、永井さんのブログ

2010/05/19 「心得」が「技術」や「スキル」よりも大切である理由。例えば、プレゼンで大切なのは「必ず30ポイント以上の文字を使う」ではない

を読んで、第三者にチェックしてもらわねばというポイントから、最終チェックを前日に行い、

『スティーブジョブスとまではいかなくとも、洗練されたプレゼンができるようになりたいんだー!』という向上心

とても素晴らしいと思います。
(こんなもんでいいかな、と思っている自分、大反省です。)

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もちろん、経営者ばかりでなく、いろいろな方々とお会いすることで、自分がバージョンアップをしていくので、時間と予算と・・・そして最も大切な相手方のOKと共に、学び、改善していきたいと思った先週の出来事でした。(お会いする際には、相手方の何らかのお役に立てる自分でありたいということもセットで。)

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