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仕事に絡んだ四方山話などを徒然にと思いつつも、読んで興味深かった本ネタが多くなりそうでもあります。

【情報サービス】自治体を跨っていても“図書館情報”の入手は容易です。

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 先日、首相がオランダのアンネの博物館を訪問されたとの記事を見ましたが、国内では犯人が捕まったとの後は、パタっと報道が止んでいる「アンネの日記損壊事件」。とってつけたような経緯が簡単に述べられているだけで、写真はおろか実名すら公表されないのがどうにも不思議で、それとも警察からは公表はされてるんですかね?

 とある記事では“男は図書館の場所などをインターネットなどで調べたとみられるが、自宅のパソコンにはネットの接続履歴が残っておらず、捜査1課は履歴を消去するなどの証拠隠滅を図ったとみている。”なんて風に出ていますが、なんとも違和感が残ります。情報検索自体はパソコンに限定せずとも、スマフォやネットカフェなどでもできますし、、

 そもそも、最近の図書館は自治体の枠を越えた連携を行っているところも増えていて、どこか一館を訪れれば、周辺自治体も含めた図書館の場所を知ることは、ネットの情報などなくても、十分に可能です。特に犯人が住んでいたとされる東京都小平市は図書館の数も多く、ターゲットはそれこそ“よりどりみどり”だったかと。

 そして、どうみても“単独では難しい規模”で実施されているこの犯行、きっちりと背景まで含めての精査&再発防止のための公表をしてほしいところです、、まさか図書館内部にも犯人が、なんてことがないことも願いながら、徒然に。。そういや『図書館戦争』にも内部犯行ネタがあったのを思い出しました。

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