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「誰かが教えてくれることを信じるのではなく、自分で考えて行動する」ためには、矛盾だらけの「現実」をありのままに把握することから始めるリアリスト思考が欠かせません。「考える・書く力」の研修を手がける開米瑞浩が、現実の社会問題を相手にリアリスト思考を実践してゆくブログです。

紹介:脱原発に愛想を尽かすドイツ人たち

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原子力の話ばっかり書いてると、本業を忘れ去られそうですが、文書化支援コンサルタントの開米瑞浩です。

今回はよそのブログの紹介なので「原子力論考(n)」にはせずに独立のタイトルを付けました。

脱原発に愛想を尽かすドイツ人たち: Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~

表題通り、「脱原発」の方向に政策転換をしたドイツで、早くもその政策が破綻しているという話をドイツの高級紙の記事から紹介しているブログです。

"今多くの人は、ドイツが数週間フランスに電力を輸出したと喜んでいます。しかし2011年全体でみれば、ドイツはフランスに対してかつての電力輸出国から輸入国へと転落しています。都合のいい数字ばかりではなく、事実を見つめるべきです。"

"私の知る限り、2011年にフランスから輸入した電力は約18000GWhで、輸出は140GWhだ。これは輸入超過なんてレベルではなく、130倍もの差だ。だがドイツの政治家とメディアは、エネルギーシフトに疑いを持たせる数字は語ろうとしない。"


あとはリンク先にてご覧ください。

"エネルギーシフト" の夢を見るのは結構ですが、シフトする先がまだまだ未熟な風力や太陽光というのでは精神論でB29を落とそうという話と大差ありません。

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