SMAP騒動から考えるエンプラ系エンジニアの生きる道
SMAPの騒動から、エンタープライズ系エンジニアと似ているところを感じました。
・会社が仕事を紹介し、自分たちが直接労働を行い、会社がマージンを持っていく
・今の仕事以外で同等の収益が得づらい
SMAPはアイドル(タレント)としては誰が見ても素晴らしい活躍で高給を得ていると思います。しかし、歌手や俳優など別の分野に進出した際に、同じレベルで活躍できるとも限らず、今と同じお金を手にできるとも限りません。
それと同じでエンタープライズ系のエンジニアもお堅い業務システムを作っているため、緻密なスケジュールや設計書、役割分担などに慣れすぎていて、Web系などの全く異なる組織で今までと同じようなパフォーマンスを発揮することができないことが多々あります。
お客様との取引を継続して独立すると
エンタープライズ系のエンジニアは会社を通さずに独立して直接契約を行う人がいます。もしくは営業が独立してお客様を持って行ってしまうケースがあります。
SMAPが事務所との関係があるように、当然ながらエンタープライズ系エンジニアでも会社との関係があります。
特に今回の騒動のように「お客様を持った状態」で独立して、引き続き自分のお客様と取引を続けると所属会社と揉める可能性があることや、独立した会社を辞めて別の会社に移る時も不利になるケースがあります。
しかし、全く取引がなかったところから受注をもらうことはそれなりに労力を要するため、簡単に仕事が取れるとも限らないため、大変です。
会社に残ってやるか独立するのか
会社からの理不尽な要求を聞きながら、マネージャーや経営層を目指すのもアリだと思いますが、自分の市場価値の下落や会社の理不尽な要求を避けるために独立も選択肢として当然考えることだと思います。
ただし、会社との波風を立てずに独立するためには、SMAPの森くんのように別の世界に飛び出すか、Web系のエンジニアのように自分でサービスを立ち上げるぐらいしか思いつきません。
どちらの選択肢もアリですが、結局は自分が何がしたいかに従うしかないのでしょうか・・・。
(結論がなくてすみません。でも、義理や人情で独立はやめておいた方が・・・)