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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

情報収集への意識!プロ化への道とは・・・

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 船井総研の創業者である船井幸雄は、プロ化するための方法を教えてくれています。それは【意識的集中的にその物事に当ること】としています。例えば、船井総研では各コンサルタントが自分のコンサルティング領域を自分で決めます。誰もが自分が立ち上げたい業界に対してコンサルティングを実施しても構いません。そこで色々な業種・業態に対してコンサルティングを実施していくのですが、初めての業種も多いため、本当に効果のあるコンサルティングが出来るのか疑問が残ります。

 船井総研は経営の原理・原則をノウハウ化しています。これはあらゆる業種に対応できる優れものです。コンサルティングメソッドについては、こうした船井流の理論で対応可能です。しかし、問題はやはり業種に対する知識不足です。環境についてはデータ等、分析して何となくの仮説を持てます。しかし、それ以上は中々机上や書籍からの知識では対応し切れません。そこで大切になるのが、この意識的集中的な対応です。

 船井総研には100店行脚というメソッドがあります。それは自分の領域としたい分野において、意識的集中的に同業種を100店周りなさいという事です。意識的とは営業マンの対応とか、窓口での接客レベルとか、商品の価格体系といったポイントになります。これは集中的に100店実施していくと、恐らく60店を越えた辺りから自分なりのルールが生まれてきます。実はそこにコンサルティングのポイントが隠されています。自分で発見したルールと船井流のメソッドが合わさって、私達、船井総研のコンサルタントとしての価値が生まれます。プロ化するとは難しくありませんが、実践する人が少ないのも現実。もしも興味がありましたら、この方法を試してみて下さい。

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