オルタナティブ・ブログ > 中小ソフトハウス 経営者の必要・必然 >

経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

自分の可能性を信じる

»

 船井総研という会社は非常にユニークだと思います。私は中途入社です。前職の感覚で言うと、当然最初は先輩についてOJT的に業務を覚えます。そしてある程度から担当顧客を先輩から紹介され、その企業への訪問営業を開始します。例えば、新規開拓営業といっても、販売すべき商品やサービスは存在しますし、訪問の為のリストもあります。目に入ったビルにひたすら飛び込むような営業も新人の経験としては実施されますが、そこから案件が発生する事はあまり期待されていません。

 船井総研はこうした企業とは全く性格が異なります。中途入社ですが、だれもコンサルティングノウハウを真剣に伝授してくれません。先輩との同行も特にはありません。じっとしていたら、何も業務のないまま時間が過ぎていきます。船井総研では自ら行動する事を期待されます。学びたければ教えを請えば良いのです。すると教えてくれません。同行したければお願いすれば良いのです。すると叶います。まずは自らが動くという事が大前提の社風なのです。また、自分のコンサルティング領域は自分で決めます。新たな業界を立ち上げても、誰からも批難されません。それまで学んできた船井流を活かして、その業界に対する自分なりの法則を見つけます。そしてそのノウハウを活かしてお客様を集めて営業を行い、コンサルティングまで全て自分で行ないます。一連の活動も自己責任なのです。

 船井総研では自分の可能性を常に信じる必要があります。これが出来たら、あれが上手くいったら、と行動を躊躇していては、新たな発見がありません。今の自分に出来ることを精一杯実行する事は当然ですが、可能性を信じて挑戦する事が必要です。その行動をためらっていると成長も成功も勝ち取る事が出来ません。まずは自分を信じます。そして信じた自分に従って行動します。結果的に上手くいかなくても、それは上手くいかないやり方が発見できただけなのです。プロセスを修正して、次の行動につなげます。常にそうした感覚を持つ事の大切さを船井総研という社風から学びました。

※ブログをお読みの皆様にお知らせです。

メルマガを同時に発刊しています。ご興味がありましたらお読み下さい。
【ソフトハウスのための幸福経営論】好評発刊中!
http://www.mag2.com/m/0000186996.html

※ブログをお読みの皆様にお知らせ その2です。

上記メルマでもお問い合わせを多く頂いておりますが、無料小冊子『中小ソフトハウスを元気にする30の方法!』をご希望の皆様にお送りしています。4月から配布を始めて、現在406名の皆様にお読み頂いております。
詳しい内容は下記アドレスをお読み下さい
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1182960165_196.html

Comment(0)