ブラインドサッカー世界選手権大会を見に行こう
■ブラインドサッカーを観戦してみよう
このブログでもご紹介をさせていただきましたブラインドサッカーですが、今月「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」が開催されます。4年に一度開催される大会で、アジアでは初めて日本で開催されるみたいです。
ブラインドサッカーについてはこちらをご覧いただくとして、簡単に言ってしまうと目が見えない状態で行うサッカーです。視覚障害を持っている方はもちろん、健常者の方でも目隠しをすることによって楽しむことができます。
おそらく多くの人はブラインドサッカーについてご存じないと思いますが、パラリンピックの種目でもあり、これから東京オリンピックパラリンピック(まだ正式には決まっていませんが)に向けて注目のスポーツと言えるかもしれません。
■はじめて見ると華麗なプレーで必ず驚きます
ブラインドサッカーをまだご覧になってない方は、是非この機会に生のブラインドサッカーを見てもらいたいのですが、本当に衝撃を受けると思います。目が見えない状態であそこまでボールをコントロールできるのかと。
目隠しをしてやるといえばスイカ割りを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、人の声を頼りに近づいてもなかなかスイカを割ることはできません。しかし、ブラインドサッカーの選手はドリブルをし、パスをし、そしてシュートをします。サッカーなので当たり前ですが、これを目の見えない状態で行うことは難しいということはよく分かっていただけると思います。
もちろんサッカーボールの中に音が鳴る仕掛けがしてあったり、ゴール裏で指示を出す人がいるので、その音や声を頼りにシュートまで持ち込むのですが、それを抜きにしても彼らブラインドサッカー選手の動きはまるでボールが見えているかのように華麗にプレーをします。
あの目隠し、実は見えるようになっているんじゃないのかとか、本当は目が見えるんじゃないのかと思えるくらい華麗なドリブルも見ることができるでしょう。
■生で見ると障害者スポーツの見方が変わるかも
動画でプレーを見ることもできますが、やはり生で見た方がその凄さが分かります。そして彼らのブラインドサッカーにかける思いも伝わってくると思います。以前、試合を見たときは本当に熱い掛け声で真剣勝負を行っていました。
ブラインドサッカーは障害者スポーツではありますが、生で見ると少し色々な印象が変わってくるはずです。世界の強豪を見るチャンスも少ないですし、ブラインドサッカーをまだ観戦したこともない方が多いと思うので、この機会にぜひ観戦することをお勧めいたします。
詳細はブラインドサッカー協会のホームページをご覧ください。
http://www.b-soccer.jp/7432/news/ticket.html
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