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東京でインターネット犯罪の国際会議が開催されます

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先日、興味深い記事がありました。

“迷惑メール事業者”はこの先どこへ行く?
  違法人材リソースはどこへ転じていくのか
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080407/152442/

詳細については読んでいただくとして、迷惑メール対策が厳しくなることによって、そこでビジネスをしている人が今後どのような方向に向かうかということを考察したものです。個人的には、フィッシングなどの利益の高い方向に向かうのではないかという部分に目が行きました。

さて、そういうことを考えつつ、イベントの紹介をします。ITmediaでも記事になりましたが、

インターネット犯罪の国際会議を東京で初開催――APWG主催で5月に
  http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0804/09/news092.html

来月の5月26日と27日に、APWG(Anti Phishing Working Group)主催による「ネット犯罪対策運用サミット(CeCOSⅡ:The second annual Counter-eCrime Operations Summit)」が東京の赤坂で行われます。CeCOSⅡを簡単に説明すると、インターネット犯罪対策を目的とした国際会議で、インターネット犯罪対策担当者、捜査当局、犯罪対策技術者、法執行機関および公共政策当局などが世界中から集まり情報共有や対策を話し合う場というところでしょうか。サイトは、以下のURLとなります。

ネット犯罪対策運用サミット(CeCOS II :The second annual Counter-eCrime Operations Summit)
  http://www.antiphishing.org/events/2008_operationsSummit_jp.html

ネットを悪用した犯罪には様々なものがありますが、特に企業で対策を考えなくてはいけないポジションにある方には参加をお薦めします。

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