未踏と日本語
先日(11/9)、東京大学情報理工学系研究科秋葉原拠点で未踏ソフトウェア創造事業の公募説明会がありました。未踏ソフトウェア創造事業とは、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が経済産業省などの支援を受けて行なっているもので、優れた開発者を発掘することが目的の事業です。今回の公募は「未踏ユース」で、従来年1回の公募だったものが、今年から年2回になったことでこの時期の説明会となったようです。
# 未踏ソフトウェア創造事業の成果は、その後を含めて数多くの記事にもなっています。→ 「IPAがスーパークリエータを認定、『末恐ろしさを秘めている』」、「サイボウズ・ラボに入社した世界的プログラマの抱負と横顔」、「次世代ソフトイーサ『PacketiX VPN 2.0』が登場」など多数
少なくとも私が見る限り、優れたアイデアや実力を持つ開発者は絶対的に不足しています。そんな中で、こうした企画が実施されることは心強く感じます。未踏ユースは28歳未満という条件がありますが、個人やグループでの応募が可能ですので、興味がある方はぜひ「2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業『未踏ユース』 公募概要」を参照してみてください(未踏ソフトウェア創造事業本体には年齢制限はありません)。締め切りは11月30日です。
それと、話題をもう一本。最近、日本語の乱れとかがよく話題にのぼります(このオルタナティブ・ブログでもそうですが)。いろいろなご意見があると思いますが、そういう方々に推薦したい本があります。それは、
「かなり気がかりな日本語」(野口恵子著、集英社新書) ISBN 4-08-720227-5 C0281
です。私も、いつも教えを受ける方からの紹介で知ったのですが、なかなか良い本です。ご興味があれば、こちらも是非。(^^)
今回、ちょっと未整理ですが、気楽な投稿ということで。/(^^;