日本人はTwitterでの独り言は好きでも、チャットでのおしゃべりは嫌いなのでしょうか?
トランスコスモスの中国コールセンター子会社、中国最大手EC企業タオバオ(淘宝)との相互連携CRMシステムを開発~タオバオ出店希望企業向けにタオバオでのEC運営に ...
という記事が出ていました。
このプレスリリースの中で、目を引くのは
「タオバオ側システムとの連携機能では、タオバオの標準チャットツール「アリワンワン」を通じた顧客からの問い合わせと連動して顧客の情報や購買履歴を表示する機能を備え、スムーズな顧客対応を実現しています。タオバオユーザーの多くは、店舗への問い合わせに「アリワンワン」を利用(全体問い合わせの90%超、トランスコスモスの実績より算出)しており、「アリワンワン」を通じたリアルタイムでの問い合わせ対応は、タオバオユーザーの購買意思決定において非常に重要な要素となっています。」という記述です。
巨大な中国ECマーケットの80%のシェアーを持つタオバオに出店する際は、チャットサポートは必須で、それも、顧客の情報や購買履歴を表示する機能を備えたチャットシステムが必須となります。なぜなら、中国の消費者は、一方通行のサイト情報だけを見て購入する人は少なく、多くの人は店舗にコンタクトし、納得してから購入するからです。
しかもそのコンタクト方法の90%強はチャットだからです。
中国ECサイトに進出するのにはチャットサポートが必須なのに、国内のECサイトでチャットサポートを提供しているところが少ないのは何故でしょう?
それは、間違いなく国内ではチャットの利用があまり普及していないからでしょう。
方や、国内でもTwitterユーザは爆発的に増えています。
日本人はTwitterでの独り言は好きでも、チャットでのおしゃべりは嫌いなのでしょうか?