セキュアチケット(SecureTicket)後継ソリューション
セキュアチケット(SecureTicket)はオールインワンなリモートアクセスセキュリティ製品です。SSL-VPN、鍵ファイルでのPC認証、機体番号での携帯電話端末認証、リバースプロキシ、シングルサインオン、アクセス制御の機能を提供しています。これだけの機能を提供しながら非常に廉価で、約10年間で数千のユーザ企業に採用されてきました。
ところが、2007年1月に2007年7月末で販売停止、2008年7月末で保守サポート停止が発表され、販売してきた代理店も、ユーザ企業も大混乱です。事業譲渡されることなく、突然、すべてが投出されました。こんなことは、買収された外資系企業の製品でも見たことがありません。
他社製品に切り替えるとしても、セキュアチケットが提供してきた機能をカバーするためには、SSL-VPN製品とワンタイムパスワード製品を組み合わせても、まだ携帯電話端末認証が足りないばかりか、コストは数倍になります。ましてやユーザ認証方式が、ガラリと変わるためエンドユーザの負担は大きくなります。
そんなことから、多くのユーザ企業は問題意識を持ちながらも後継ソリューションを決めきれずに、いまだ使い続けています。保守サポート無しでも使い続けることはできますが、何か問題が起きれば、認証が通らない訳ですから一切のアプリケーションは使えなくなります。
更に、Vista、IE7、Java最新バージョンでは回避策を施さないと認証画面さえ立ち上がらなくなっています。ある会社の情報システム部では1日1回は認証画面が出ないとエンドユーザから電話がかかってくるそうです。大半の原因はJavaが自動Updateされた為だそうです。
そんなことから、何とかならないかと考え、ソフトウエアSSL-VPN SWANStorの開発元であるエリアビイ社に相談し、セキュアチケットと同様な鍵ファイル認証方式を開発してもらい、セキュアチケット後継ソリューションとして販売しています。認証方式も変わらず、コストもセキュアチケット並みで提供できます。
多くのお困りのセキュアチケットユーザ企業への良報となることを願っています。