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ソーシャルエンジニアリング

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インターネットの世界のソーシャルエンジニアリングも次々と新手が現れていますが、ヘッドハンターや興信所のソーシャルエンジニアリングの進化(?)も大変なものです。外資系企業にいた時の経験ですが、外人女性から電話があり、ロンドン支店のものですが大ユーザーのXX銀行向け提案書を書いている。ついては日本の支店向サポート体制も書く必要があり、金融機関担当営業マネージャーの名前を全部教えてくれとのことでした。後からメールで問い合わせてくれと言うと、今日中に提案書を書かなければならず、時差もあり今聞けないと上司に怒られると言われ、同じ営業のよしみでついつい引っかかってしまいました。後から考えると、これはどう考えても金融機関担当営業を探しているヘッドハンターだなと思うに至りました。又、少々分けありで退社した元社員の叔父と名乗る人から電話があり、法事で甥にあったら御社をやめたと聞いた。X千万円ももらっている良い会社を何で辞めたのかと叱っている。何かとご迷惑をおかけしたと思うが水に流してやって欲しい。最後に、元気付けに誕生日にプレゼントしようと思うが誕生日を忘れたので教えて欲しいと、とつとつといかにも田舎の叔父さん風のしゃべりでした。再就職先から依頼された興信所が年収や、辞めた理由を探り、裏取りに誕生日を聞き出そうとしたに違いないと思います。それはそれは演技大賞ものでした。

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