【図解】コレ1枚でわかる量子テクノロジー:今必要とされる理由
現在の私たちが恩恵を受けているパソコンやスマートフォン、そしてクラウドを支えるサーバーなどはすべて「古典コンピュータ」と呼ばれます。この古典コンピュータは、長年にわたり目覚ましい発展を遂げてきました。その進化を牽引してきたのが「半導体の集積率は約18か月で2倍になる」という経験則、いわゆる「ムーアの法則」です。エンジニアたちは回路の線幅を極限まで細くし、より多くのトランジスタを詰め込むことで、処理能力の向上とコストダウンを両立させてきました。
しかし近年、このムーアの法則が終焉を迎えつつあります。トランジスタの微細化が数ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)という原子のサイズにまで近づいてしまったからです。この極小の世界では、電子が壁をすり抜けてしまう「トンネル効果」や、排熱のコントロールが困難になるといった物理的な問題が発生し、これまでのようなペースで性能を向上させることが極めて難しくなっています。
一方で、人類が求める計算需要は爆発的に増大し続けています。膨大なデータから学習する生成AIの進化、世界中のIoTデバイスから生み出されるビッグデータ解析、高度な気候変動シミュレーションなど、私たちが直面する課題を解決するためには、現在とは桁違いの計算能力が必要不可欠です。微細化の限界による「計算能力の供給鈍化」と、AI時代における「計算需要の爆発」。このままでは、遠からず供給が需要に追いつかなくなる深刻なギャップが生まれてしまいます。
この限界を突破するためには、古典コンピュータの延長線上での改善(例えばチップを単に大きくする、並列に繋ぐなど)だけでは不十分です。チップを増やせば消費電力も莫大になり、持続可能ではありません。人類は今、これまでの延長線上ではない、全く新しいパラダイム(枠組み)に基づいた計算原理を必要としています。
そこで白羽の矢が立ったのが、極微の世界の物理法則を利用する「量子テクノロジー」です。古典的な限界の壁を越え、人類のさらなる発展を支えるための次世代のエンジンとして、量子コンピュータの開発が世界的な急務となっているのです。
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