【新入社員のために】社会人にとって「学ぶ」とはなにか 4/5 「どのようにして」学ぶのか/行動
社会人にとって「学ぶ」とはどういうことか、なぜ必要なのか、どうすれば「学ぶ」ことができるのか。そんなことを五回に分けて紹介してゆきます。
- 第1回目 なぜ
- 第2回目 どのようにして「時間」
- 第3回目 どのようにして「興味」
- 第4回目 どのようにして「行動」
- 第5回目 どうすれば実践できるか
「行動」してみる
学んだことをやってみること。やってみることで学んだ知識は知恵として身体の中に定着する。
学んだことを誰かに質問して確かめてみるのもいいだろう。だれかに自分言葉で説明してみる、先輩や上司、お客様に自分の考えを提案するのもいいだろう。大切なことは、アウトプットすることだ。アウトプットすることで自分を他人の目にさらし、評価してもらうことができる。そして、その結果をフィードバックして修正できる。その機会を積極的に作ることだ。それがまた、新たな「学び」の機会となる。
失敗はいいことだ。もちろん悪意ではなく、役に立とうと行動した結果がそうであったらという場合だ。そういうときは、その理由をしっかりと考え、できれば迷惑をかけた相手に聞き、正しく理解すること。勝手な思い込みは厳禁だ。第三者の目で冷静に自分を評価することが大切だ。これはすばらしい成長のきっかけとなる。
うまくいって褒められたときは素直に喜べばいい。しかし、「褒められる」とは、たまたまなのか、相手の社交辞令なのか、あなたの意図とした行為がそうさせたのか分からないことが多い。新しい気付きはそこからは生まれにくい。むしろ、怒られる、批判されることで、自分の視点や価値観との違いをはっきりと知ることができる。それこそが成長のチャンスだ。だから、失敗を恐れないで「いいと思うこと」を実践してみること。そして、その反応を素直な気持ちで受け入れることだ。
興味を持った本があればすぐにでも買ってみる、面白そうな勉強会があれば参加してみる、あの人に会ってみたらと言われたあってみる。つまらないとか、役に立たなかったとか、失敗もあるだろうが、とにかく行動すること。自分の中だけの自己満足や思い込みを外に晒すことで、自分を客観的に見るチャンスを増やすことだ。特に失敗は視野を拡げるチャンスであることをわすれてはいけない。若気の至りという特権を利用できるうちに沢山失敗すること。それが成長を加速する。
次回は、その実践について、考えて見よう。
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最新のITトレンドについての新入社員向け研修教材として作成致しました。内容は、月次に更新している「最新のITトレンドとビジネス戦略」からの抜粋です。
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本教材の各ページには、できる限り解説を併記しています。ただ、未記入のものもありますが、今後の更新にて順次追加致します。
【最新のITトレンドを理解するための基礎知識】
主に新入社員を対象に、最新のITトレンドを理解するために知っておくべき基礎知識を改定しました。プレゼンテーションに加え、解説文(教科書)も合わせて掲載いたしましたので、自習にも役立ちます。
【インフラ&プラットフォーム編】(266ページ)
- サービス編と重複する内容を削除すると共に、全体の順序を変更しました。
- 「クラウドによる新しい組合せ」を追加すると共に、解説文を掲載しました。p.27
- 「ASPとPaaSの違い」を追加しました。p.58
- 「マルチテナント効果」を追加しました。p.59
- 「Oracle 12cのマルチテナント・アーキテクチャ」を追加致しました。p.60
- 「Amazon API Gateway」を追加致しました。p.63
- 「ITで変わる働き方」を追加しました。p.178
【サービス&アプリケーション編】(224ページ)
IoT
- 「モノのサービス化」を新規追加し、解説を加えました。p.27
- 「製造業のサービス化」を新規追加しました。p.31
- 「IoTで変わるビジネス価値」を新規追加し、解説を加えました。p.32
- 「ビジネス価値の進化」を新規追加しました。p.33
- 「機器のイノベーションとビジネス戦略」を新規追加しました。p.41
- 「CRMとトータル・エンジニアリング・サービス」を新規追加しました。p.55
スマートマシン
- 「人工知能と機械学習」を改訂し、解説を追加しました。p.144
- 「人工知能の4レベル」を改訂し、解説を追加しました。p.145
【ビジネス戦略編】(92ページ)
- 「戦略・作戦・戦術とIT」を改訂しました。 p.12
- 「商品としてのITの作り方」を追加しました。p.13
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