本当に大切な事はたいてい地味 #abtm
10年前は僕も若かった。20代前半の勢いだけで生きていた時代を懐かしんでいます。
この話には特にオチはありません。松井です。
なんでいきなり若いとかどうとかっていう話をしたかといいますと、12月9日に行われたオルタナティブ ミーティングの講習で、25,6歳と思われる若者が登壇した為です。
その名も伊藤 海彦さん。
講習のテーマはブログのアクセスアップについて。Google Analyticsを使ってブログのアクセス傾向を分析し、アクセスアップのための対策を立てましょうというお話。まあ、正直このテーマだとブログで取り上げるってのは考えていませんでした。
しかーし、お話の途中ものすごく僕の心にクリティカルヒットした言葉がありました。
それが、「分析の結果を依頼主に話すと意外性がないね、と言われる。」と言った由の言葉。多分こんなようなことを言われていました。そして、それに対するコメントで「分析をちゃんとやると結構当たり前の結果が出てくる。」と。確かそんなようなことをおっしゃっていました。
講習の中でこの言葉を聞けただけで僕はもう満足でした。そんでもって、若いのにこういうところに気がつくんだなぁと、多少の嫉妬を伴うわけです。
ここのところわたくしはブログやSNSのプロフィールにある座右の銘的な項目に書いている言葉があります。それがこのエントリーのタイトル「本当に大切な事はたいてい地味」です。
例えば最近ではブログ界隈でアクセスを集めるトピックといえばFacebookやLinkedInあたりでしょうか。これらをどう活用して、セルフブランディングをどうのこうのというエントリーがうんさかわんさか出てきているのですが、それって手法や表面のことであって、根本的な部分というのは結局人としてのあり方というような地味で当たり前で説教臭い話になると思っています。
で、このブログではそういうところを色々な角度からしつこく発信していこうとしているのですが、内容があまりに地味なので文章の書き方で補おうとして、7割程度の失敗で、ああ、3割程度の成功率なら十分優秀なバッターだななどと、自己評価というのが大概において高くなりがちであることを忘れて、そう、意図的に忘れて正当化してっていう感じにしています。
伊藤さん、20代なかばというのにしっかりしているなぁ。どうしたらそんなふうになれるのか、っていうかとっくに手遅れか。。。
それはさておき、相手が若いとか年寄りだとかどうとかは関係なく、色々な人と触れ合うことで学ぶことはたくさんあるなと実感した夜でした。SNSにこもってばかりじゃ何も生まれない。