バンコクで「お金見せて詐欺」にひっかかりそうになった
「お金見せて詐欺」とか「日本円見せて詐欺」というのがあるそうです。
なんとも不思議な手口です。
最終的にはひっかからなかったので、全体像はわかりませんが、こんな感じ。
↓
バンコクの中心部で、夜(22時ごろ)、夜食でも買おうかと24時間営業のスーパーに立ち寄りました。
すると、
「ワサビどこですか?」、「あなた日本人?、タイ人?」
という不思議な質問を投げてくるやさしい顔をした背の高いアラブ系の若者が登場。
ん?、ワサビ?知らんがな。
まあ、ワサビとか言う時点で、日本人狙いなんでしょう。
私:「日本人だよ。でもワサビの場所はわからない。」
奴:「私、ドバイ人。今度日本に行きます。日本のお札が見たいので、見せてください。」
私:「は???」
奴:「写真撮りたいです。」
まあ見せてやってもいいかなと思いつつ、なんでこんなところで、そんなこと頼まれるのかよくわからず、頭の中はアラートが鳴りはじめます。
私:「あー、日本円はホテルの部屋に置いてきたから、無い。」
奴:「じゃあ、タイのお札でもいいです。」
何言ってんだ???
私:「タイのお札なら、レジ行って見せてもらいなよ。」
レジのほうを指差す。
奴:「両替じゃありません。写真撮りたいだけ。」
私:「まあ、それでも、レジ行けよ。」
奴:「あなた私の友達ね。」、「コインでもいいから見せて。」
いい加減にしろ〜
私:「あのね、私はあなたの友達じゃないよ!」
奴はショックを受けたような顔をする。
私:「だから、友達じゃないし、お金の写真撮りたいなら、レジで頼みな。」
奴はようやくあきらめて、どっか行きました。。
(実際にはこのやりとりは英語でした)
特に海外では、できるだけ財布や紙幣などが人の目に触れなうようにしたほうがいいと言われます。
お金を見せてとか、怪しいに決まってる。
しかし、それなりに明るく、人目もあるところで、少し飲んだあとで、いきなり妙に丁寧に何か頼まれると、うっかり応じてしまいそうになります。
出来事は、ここまで。
もし財布を出して、お札を見せてたら、どうなっていたのか。。。
ちょっと検索してみたところ、「お金見せて詐欺」とか「日本円見せて詐欺」というキーワードでいろいろ出てきました。
例えばこちら
ドバイ人とか名乗るのが多いというのは、日本人はドバイはお金持ちというイメージがあったりするので、悪いことしそうにないと思わせる手口なんでしょうかね?
いずれにせよ、「お金見せて」とか「日本円見せて」は、詐欺だと心得ておいたほうがいいみたいです。