加工食品のパッケージングについて(かなり基本的な話)
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ラオスの主要英字新聞、ビエンチャンタイムズに、
"Fruit processing group in need of better product packaging"
というオピニオン記事が出ていました。
そう、ラオス産品はパッケージングを改善するだけでよりよく売れるようになる可能性が大いにあります。
いまのところ、ラオスの国産品のパッケージングは、袋に入れただけ、というレベルのものが大半です。
国内の流通だけでなく、輸出も含めて考えると、
・品質保持、賞味期限の延長
・ブランディング、イメージ
といった側面で、向上、工夫の余地が大いにあると思います。
前者では、きちんと封をするとか、酸素を抜くとか、衛生的な状態に加工して封入するなど
後者は、デザイン、包装材の材質、内容物や消費期限などの表示など
お手本は、日本やアメリカ、それこそタイの商品が手近な参考になるでしょう。
問題は、記事にもあるように、そのための機材などの導入(費用や技術)、そもそものデザインセンス、といったあたりでしょうか?
付加価値をつけて収益性を向上させるために、行わなければならないことがたくさんありますが、一方で、ちょっとしたことを変えるだけで、グンと効果を上げられるところもたくさんあるでしょう。
新興国において、この領域は、一次加工した農産品だけでなく、高度に加工した商品、食品以外でも、重要なテーマになってくるはずです。
(写真はビエンチャンタイムズの紙面)
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