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ポーケン(Bee)のゴッグ化計画。クラウドデバイスの具体例となれるか

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4本指といえばMSM-03ゴッグ※1。
最近ポーケンを持っている人を見かけるようになったので購入してみようと思った際、
5種類の中から直感的に黄色いBeeを選択してしまった理由はそこにある。

ポーケン(POKEN)をご存じない方もいると思われるので解説。

ポーケンオフィシャルサイトの記載を引用すると

 ポーケンはスイス生まれのデジタル名刺ガジェット!
 いつでもどこでも携帯できる、ストラップ型の新しいコミュニケーションツールです。

ということらしい。私は「スイス生まれ」と「ガジェット」にやられた。
手段と目的が入れ替わっている状況が楽しい私にとって具体的に何ができるかは
正直些細な話だが、

 ポーケンは、自分のプロフィール情報、例えば名前やメールアドレスだけではなく、
 自分のブログやホームページのアドレス、色々なSNS(ソーシャルネットワークサービス)
 での登録 IDなどを、簡単に相手と交換することができます。

だそうだ。

購入の理由をやや後付的に正当化するならば、クラウド上のサービスと連携した
デバイスの例として興味があった、といえる。先日入手したEye-fiも同様だ。
データ実体はクラウドを一時保管先とし、データの作成やポインタの流通を
デバイス側で行わせるという発想は、クラウドデバイスの世界観に近いといえる。

ただ、世の中に「それ、いいよね」という空気感が醸成されていない現状、
マジョリティの人々が「具体的に何が便利なのか?」を理解できるようになるための
現実的なシナリオを、イノベイター※2的な人々が試行錯誤している段階であり、
デバイスを絡めたソフトウェア+サービスを指向するテクノロジーベンダーの一員として
試さずにはいられなかったというあたりが2,480円を出費した自分への言い訳になるだろう。

POKENをUSBドライブとして認識すると、デバイスID的なものが埋め込まれたURIで
POKENのWebサイトに誘導され、アカウントを作成する。
ここでデバイスとユーザーアカウントが紐づけられるのである。
連絡先や各種SNSのコンタクト情報は、デバイスではなくユーザーアカウントに
紐付いており、POKEN自体には(交換相手を含む)デバイスID以外のものは入っていない。
デバイスを紛失した場合でも個人情報が流出するなどの心配はない。
タンジブルなデバイスを通じてバーチャルなデータを透過的に利用するような
使い方はもっといろいろなところで応用できるのではなかろうか。
保管先としては可用性の観点でクラウドが最適といえるだろう。
あとはアクセスの容易さ、開発の容易さでAPIやSDKの充実している
クラウドベンダーが選ばれることになることからこの領域の競争が続くと思われる。

さて、4本指の件。
デバイスとしてのポーケンは5種類のキャラ設定がされており、共通しているのは
USB端子と一体化した4本指の大きな手だ。この手をかざして「ハイタッチする」
というメタファでデータ交換を行わせたいという仕掛け側の意図である。
正直、ややファンシーなデフォルトキャラにグッとくるものがなかったので、
改造するか→ならば4本指という特長を活かして→ゴッグとなった。

タイプによっては日本での在庫が枯渇しているようで、どこかにPOKENが
そのまま受け入れられるホットなコミュニティがあるのだろう。
今週末にはお花見が、その他オフ会が各地で予定されているようだ。

まだ始まったばかりのサービスではあるが、各国ごとに文化風土に根ざした
キャラを設定できるようにして是非バンダイとのコラボをお願いしたい。
(その前に各国のドメスティックなSNSを登録しやすくするのが先だろうが)
タッチしたときにモノアイが光る、ジオン系の起動音がなるなど
オトナ仕様にしてもらえると改造の手間が省けて嬉しい。

FAQをみてみると…なに?電池で動いている?USBで充電されないのか…。
603的使い捨て兵器だったとは。ゴッグやめてゼーゴックにしておくべきなのか。

※1)ゴッグの爪(アイアンクロー)は前期型が4本、後期型が5本である
※2)キャズムの話であって00におけるイオリア計画の話ではない

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