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サーバに人の名前をつけるとプロジェクトが面白くなる

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 @ITで週刊連載されているアドミン君という4コマ漫画があります。

小ネタの利いた展開が好きでいつも見ているのですが、10月18日の「その時歴史が・・・」の回でサーバの名前に「信長」「秀吉」 「家康」と名前を付けているのを読んで、思わず唸ってしまいました。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/itpropower/admin-kun/046/adminkun046.html

ハードウェアやプロセスを擬人化するのは良くある話で、例えばテストスクリプトを「お試し君」と呼んでいたり、監視プロセスに 「監視くん壱号」「覗き見くん弐号」など、小学生レベルの愛称を付けているプロジェクトは実は多いです。 (少なくとも私の周りにはそんな人が結構います)

あまりに馴染んで常日頃から愛称で呼んでいると、最早その名前が当たり前のように用いられ、障害発生時などは、

「大変です!覗き見くんがアベンドを検知しました!」
「何!?どんな内容なんだ、もっとよく覗かせろ!」

といったような怪しい会話がされたりするのが楽しいです。ただ、油断してクライアントの前で口を滑らせると、 場合によっては怒られることもあるので注意が必要でしょう。

ツワモノがいるプロジェクトだと、 プログラム名に"kansikun"などと力強くローマ字で名付けているところもあり、 笑いを通り越して呆れてしまいます。

そんな私は、サーバに上司の名前を付けて、心の中で呼んでいたことがあります。そして障害が発生する度に、

「またヤマダが落ちたのか、気合が足りないぞ」
「先週はサトウの玉も飛んでいたな」
「ヤマダもサトウも老化が進んでるようだ」

などと思い浮かべてちょっと笑ったり。


あ、私のエピソードは全部フィクションです。信じないで下さいね。決して辛かったあの数ヶ月の話ではありませんから・・・多分。

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