饒舌の功罪
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コミュニケーションにおいて
「しゃべらないよりしゃべったほうがよい」
という法則を勝手に頭の中に持って生きてきましたが、
最近しゃあべら無いほうがうまくことがあるなあと、
いまさらになって学びました。
先日、某情報セキュリティ関連の政府認証規格の審査を
2つ続けて受けたときのことです。
最初にスケジュールされたほうの審査では
初めてということもありそれまでの準備を無駄にしまいと、
全力で喋り捲ったのですが
その結果、ことごとく重箱の隅を突くようないやーらしい指摘を受けてしまいました。
一方、その次にスケジュールされていた別の審査のときは
たまたま体調を崩してしまい、注射を打っての対応となりました。
おのずと口数は減りいつもの1/10以下でという状態でしたが
こちらは大きな指摘も無くスムーズに認証取得OKとなりました。
体調が悪いためムスーッとした顔になってしまっていたからか
審査員の方が気を使ってくれているかのように、
「もちろん対処は考えていますよね、指摘にはしませんので注意しておいてくださいね」
と指摘事項に対して自己完結するという場面が相次ぐという事が起きたのです。
これは特別な事例だと思いますが、
「多くの言葉を発せずインパクトを与える」ということについては
引き続き考えていきたいなと思います。
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