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人工知能は人を超えるか?

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今日は中小企業についてではなく、最近私が思うことについてお話しします。

巷では人口知能、AIが脚光を浴びています。私にとっては、今更また?と言う感じで、3回目のブームだそうです。もちろん、話題に登るのには理由があり、コンピュータの処理能力や、AI理論、技術が進歩して、非常に優秀になったからだと考えます。おそらく、単純に先を読み、解を最適化できる問題については人工知能は間違いなく、人を超えると思います。

では、発散する問題はどうでしょうか?答えのない問題について、人工知能は確率的に一番正解と思われる解は出してくれますが、それだけです。人は、とりわけ解の定まらない問題については、既存の評価尺度だけでなく、まだ当てはめられるか分からない尺度まで用いて最適化を試みます。もちろん、人工知能にこのプロセスを取り入れることは可能です。しかしながら、この不確かな評価軸を加えることによって大きな判断ミスを犯すようになります。

つまりは人工知能が誤りを犯す、、ということです。人はこの過ちのなかなか失敗して、正しい解を導き出したり、運が良ければこの不確かな評価軸が実は功を奏することもあります。このような創造性が人類が文明を発展させてきた原動力となっています。失敗は時には馬鹿な行為と称されることもあります。

人口知能を人に近づけて創造性を与えれば、大きなミスを犯す、つまりは馬鹿となるということです。

創造力、これば紙一重の世界。やはり人間は素晴らしい。

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