アジャイルは、漂流ではない。航海である。
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今回は、松下電気産業の前川さんと東北リコーの豊島さんの事例が秀逸でした。こうして、現場でも着実に事例を出しているのですから、アジャイルプロセスの適応が進み、少しでも現場に笑顔が増えることを願っています。
やはり、マネジメントから観た場合にアジャイルが不安に写ることが多いようです。それは、アジャイルをやりたい、というプロジェクトがともすると「行き当たりばったり」に見えるからではないでしょうか。そもそも、なぜ、アジャイルを採用するのか(目的)、そして、それをやろうという意思はあるのか。この2点をはっきりさせておくことが、アジャイルを始める肝に思えます。アジャイルそのものを目的にしてはいけませんし(上位の課題は何?)、やるのか、やらないのか、中途半端な気持ちではできません。
というわけで、私のパネルの最後の締めは、この言葉に集約できます。
アジャイルは、漂流ではない。航海である。
目的と意思を持って、この難しいビジネス環境という荒波を乗り切り、変化を味方につけましょう。(この言葉はパネルの前日、豆蔵の安井さんと飲んでいて、もらったものです)
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